ブックタイトルbookcopolo1503

ページ
7/16

このページは bookcopolo1503 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

bookcopolo1503

安心して食べてもらえるリンゴを届けたい野崎果樹園・園主野崎隆宏さん農家の再生に向けて、果樹栽培者同士で福島風評被害対策の勉強会をはじめ、「ふくしま土壌クラブ」を立ち上げました。福島大学との共同研究や復興マルシェ、果実や土壌の計測結果から放射線量を詳細にマップ化し安全・安心を確認するとりくみも進めてきました。震災により失ったものは大きいですが、復興に向けていくつもの出会いがありました。皆さんに助けてもらい、もう駄目という状況からここまで復興することが出来ました。今、思うことは消費者との信頼関係が大事。これからも安心して食べてもらえる、おいしい果物をお届けします。行なうJA新ふくしま・モニタリンく支援を続けていきます。次に、農産物の放射性物質検査を全力でとりくむ福島を、生協は息長認したうえで出荷しています。食と農」「真の再生・復興」に向けて小値〝検出限界〟以下であることを確行形です。安全で安心できる「福島のを行ない、検査によって検出できる最福島の復興へのとりくみは現在進畑ごと、作物ごとにきめ細かく検査す。なっています。生産された農作物は、査も実施していまし、作付け方法などの営農対策を行査、肉牛の全頭検射性物質の分布状況の全体像を把握どの全戸全品目検組んできました。その結果をもとに放めに、園芸品目なすべての水田や果樹園で測定に取り全性を確認するた連が連携し、JA新ふくしま管内の産農畜産物の安新ふくしまと福島大学、福島県生協グループでは、県残っているのかを計測するもの。JA学しました。JAによる放射性物質がどれだけ土壌に全量全袋検査を見土壌スクリーニングとは、原発事故グセンターと米のJA新ふくしまでは、出荷流通する農産物において出荷者全員の品目別の出荷前検査を実施。食品中の基準値を超えないことを確認してから出荷を開始しています(上は農産物モニタリング検査室、右が食品放射線測定機)▲▲福島県米の全袋検査場で検査の流れについて説明を受け、米の検査を体験しました参加者の感想より・これほど検査体制が万全で安全な農産物であるという事実に目を向けず、ただ風評に惑わされ福島産を避けてきたことを反省しました。正しい情報を得ること、正しく伝えていくことの重要性を実感しました。・今回参加して、福島の生産者や生協などの団体がこんなにさまざまな努力・実践をされていることを知り、感動しました。福島の皆さんに敬意を表したいと思います。・今回で知り得た知識や仲間とのつながりを、これからずっと大切にしながら、自分にできることをしっかり考えていきたいと思います。▲医療生協は、全国からの募金で購入した、内部被ばくの状況を検査するスクリーニング機(ホールボディカウンター=WBC)で地域の巡回検査を実施。写真は内部被ばく検査を体験しているところ07