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概要

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商品ものがたり地産地消のとりくみ生産者の出荷を待っていた組合員のみなさんが、次々と野菜を手に取り、かごに入れていきます。現在、京都生協のお店全体では、のべ164名の地元生産者の皆さんが毎日、朝採りの新鮮野菜をお届けしています。地域をつなぐ新鮮野菜京都生協では、地元で生産されたものを地元で食べる「地産地消」にとりくんでいます。コープのお店の入り口で展開する「地元京都の野菜」は、地域の組合員の皆さんに人気のコーナーです。地場野菜商品のラベルには生産者名が印字されています。直納・直売方式のため、畑とお店家が袋詰めして売り場に並べる家7軒と契約。収穫した野菜を農「コープ醍醐石田」では、地元農といった声が聞かれました。が目当てで、お店に来ています」鮮さが何より嬉しい」「この野菜手を伸ばす組合員の皆さん。「新コーナーへ。すると、次々と野菜にさんが収穫したばかりの野菜をちょうど、地元農家の西岡伸晃ちが出迎えてくれました。トマトなど、ピカピカの夏野菜たばのコーナーに並ぶナスやピーマン、「コープ醍醐石田」では、入り口そ夏本番を迎えたころに訪ねた収穫したての野菜を直納・直売になりました」。の安全性など、さらに考えるようたちの顔を思い浮かべると、農薬すことが多く、「食べてくれる人店頭で組合員と直接言葉を交わる関係はおもしろい」と言います。わりました。消費者との顔の見えて、野菜作りに対する考え方が変いましたが、直売するようになった目や均一なサイズを重視して「市場に出荷していたころは、見納・直売に切り替えたそうです。ていましたが、この5年ほどで直代続く農家。以前は市場に出荷し西岡さんは、京都市山科区で3が最短距離で結ばれています。地産地消のメリット京都生協では、京都府内で生産された生鮮品や、加工食品といった地産地消商品の取り扱いをすすめています。地元で生産されたおいしい商品が手に入る、地元の生産者と交流できるといった組合員にとってのメリットのほかに、地域内での経済循環、食料自給率の向上や農林水産業の再生といった地域への貢献にも目を向けています。02