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CO・OP kumamoto Report生協くまもと支援レポート京都生協は、熊本地震発災後の4月24日から現地の生協くまもとへ、職員が交代で業務支援を行ないました。応援メッセージを鯉のぼりに4/25~29コープ下鴨髙山和晃生協くまもとコープ春日店は一番被害の大きかった施設ですが、発災翌日から店頭で支援物資を配布するなど組合員さんや地域の方々のくらしを支えるとりくみをすすめられていました。支援に入ったときは、被害のあった店内の補修工事をすすめながら安全なスペースで一部営業を行なう状況でした。来店された組合員さんへの応援になるようにとパート職員の発案でメッセージが寄せ書きされた応援鯉のぼりが店頭に掲げられていました。支え合う温かさを感じながら、震災で精神的につらい思いをされている方が多い状況で、より一層、笑顔での対応が求められることを感じました。コープ春日店、支援者に向けたメッセージボード▲▲コープ春日の店頭に世界に一つの「鯉のぼり」が(4月27日)▲天井が大きく破損した店内での復旧作業胸を打たれる生協くまもと職員の姿5/2~6宅配運営部山口明彦山城支部長荻野敦史生協くまもとの配送トラックに添乗して配達支援に入りました。震災後の不通の道路や渋滞で配達時間が大幅に遅れるなかを組合員さんは待っていてくれました。マンションではエレベーターが使用できないため、階段を使って手運びで往復。生協くまもとの職員の皆さんは早朝から出勤されておりとても疲れた様子でしたが、組合員さんに丁寧に接しておられました。職員も被災し、車中泊や避難所から出勤するという生活のなかで組合員さんや地域の人たちを励ましながらとりくむ姿に胸を打たれました。これから必要な支援は変わっていきますが、ニーズに応じた継続した支援の必要性を感じました。▲2階の壁が崩落した配送支所となる旧事務所▲配達のトラックから見える町の風景11