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被災地の今3.11を忘れない「人とひとが支えあって孤立を防ぐ」「災害公営住宅の自治会活動には、既存の自治会、地域のお世話役、NPOなど『人を支える杖』があることが大事です」。気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターの皆さんが例に挙げたのが、南郷三区自治会です。自治会設立には、南郷地区にもともとあった自治会組織の協力がありました。住民同士のお茶会をきっかけに高齢者のサロンも生まれています。藤原武寛さん(南郷三区自治会会長)は住宅内を『支える杖』の一人です。「入居者の6割近くが65歳以上の高齢者。自治会では高齢者の孤立防止と住民同士の交流のため、月1回イベントを開催していますが、健康上の理由や気持ちの問題で参加しない方もいます」。藤原さんは時間を見つけてはそうした住民のもとを訪問するようにしています。「足を運ぶと2時間でも3時間でも話し続ける。悩みや困り事を誰かに聴いてほしくて、待っているんです」。また各フロアの班長さんたちは、郵便物や新聞が溜まったままの家がないかどうか、気をつけて見るようにしています。住民同士のつながりは徐々に深まりつつありますが、新たな課題も浮上してきています。「重いストレスを抱えた方や震災と避難のショックで精神的に参っている方が増えているような気がします」。今年の3月11日で震災発生から6年が経ちますが、実際の復興に心が追いついていない人は、まだ大勢いるのです。「深夜の大声や騒音などのトラブルも発生している。今後は家賃の被災者特例が無くなることで経済的に困窮する世帯も出てくるでしょうから、それも心配です」。やっと落ち着く場所を手に入れた人たちが、そこで安心して暮らし続けていくためにどんな支えが必要か、これからも考えていかなければなりません。情報提供/みやぎ生協▲「地域の住民が主体となって動けるようサポートしていきたい」と気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターの阿部陽子さん(右)、畠山隆弘所長、齋藤貴恵さん▲「自治会の副会長さんや班長さんをはじめ住民の方が助けてくれるのでありがたい」と話す藤原武寛さん▲「夏祭りは世代を問わず住民が集える機会として大切にしている」と話しますつながるって素敵ね!福祉ボランティア実行委員募集!「ふ」だんの「く」らしを「し」あわせに!を合言葉に、京都生協や、地域にふくしの思いとボランティアの活動を広げたいと集まっています。昨年は、「ひとが集まるってすごいパワーがあるよ!楽しくって、たのもしくって心があたたかくなるよ!」というテーマで地域に居場所(気軽に誰もが集まれる場所)をつくるとりくみをすすめ、6か所の居場所を立ち上げることができました。福祉やボランティア、地域のつながりづくりに関心をお持ちのあなた!実行委員になりませんか。2 017年度第1回実行委員会を開催します。のぞいてみてください!日時5月1 6日(火)13:30~会場コープ御所南ビル会議室コープ御所南4階申し込み・問い合わせ福祉ネットワーク(担当:やすなが)075-465-6882環境のとりくみ2月度3月度各施設の太陽光発電ペットボトルキャップの回収量352,600個(ポリオワクチン410個分)売却益は、プラスチック再生事業者を通して、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」へ寄付されます。マイバック持参率93.2%推定でレジ袋92万枚(原油換算でドラム缶46本分)の削減となりました。これにより削減できたCO?量は、39t-CO?です。*リサイクルデータ(2月度)*洛北支部132,746kwh洛中支部153,409kwhコープ下鴨104,373kwhコープ城陽159,991kwhコープきぬがさ種別回収先回収量(回収率)削減CO?牛乳パックお店宅配8.7t(43.2%)7.8t‐CO?トレーお店0.8t(32.7%)3.9t‐CO?PETボトルお店4.9t(173.0%)15.9t‐CO?卵パックお店宅配2.6t(56.7%)9.6t‐CO?カタログ類宅配355.6t(80.0%)※トレーとPETボトル・ボトルキャップはお店のみ、カタログ類は宅配のみの回収となります。発電量(設置以降の累計kwh)26,744kwhコーポロ2017年5月号13