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概要

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商品ものがたり開発時のこだわりとおいしさを変わらずお届けします1234 5 6トリウム(発色剤)は、ボツリヌス菌などの発生を抑え食中毒のリスクを下げるためには必要なものでした。一方で、食品添加物をできるだけ使わない商品づくりはできないかと考える者もいたんですよ」と、当時の様子を語ってくれました。タケダハムは「小さくても一流」をモットーに、食肉加工一筋に取り組んできた会社。「一流として、『おいしさ』『安全・安心』『健康』を守り続けるのがタケダハムの使命。そのプライドにかけ、組合員の要望に応えたいという想いは同じでした。その一心で試行錯誤を重ねたのです」。「カツオと昆布」が隠し味こだわりの商品が続々と誕生そして、19 7 9年に発色剤を使用しないベーコン、1981年にはボンレスハムを発売。1982年以降、さらに開発が進み15品が完成しました。その中で現在も取り扱いが続いているのが、1985年誕生の「ポークウインナー」、1 9 8 7年誕生の「ブルストウインナー」、2002年誕生の「原形スモークベーコン(スライス)」です。「ポークウインナー」は、同社初の食品添加物を使用しないウインナー。この開発がきっかけとなり、のちに学校給食にも同様の商品が導入されました。サクラのチップによる燻煙の香りを生かしたあらびきタイプの「ブルストウインナー」は、調味にカツオや昆布を04コーポロ2017年5月号