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概要

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火入れをせず、ろ過のみを行なった“生しょうゆ”を使用しています。加熱処理を行なっていないので、豊かな香りとうま味にすぐれていますが取り扱いが難しく、「老舗の醤油屋」ならではの材料が用いられているというわけなのです。そして、もう一つの特長が商品名に冠した“野菜”。その量はドレッシングの約20%になります。そのほとんどを占めるのが生たまねぎ。そこに生にんにく、干ししいたけ、しょうがが入っています。「この5月に、発売以来初となるリニューアルを行ない、国産野菜のみを使用した商品になりました。これからも・家族団らんの食卓の和の中にあるドレッシングであり続けたいです」(吉永さん)。ちなみに、このリニューアルでは、定評のある味の傾向は変えず、食塩の配合を若干下げて米酢を配合することで、丸みのある味を目指しました。手作りのような「想い」を込めてこれまでと同様に、たまねぎとにんにくは手作業で皮をむき、機械で細かくカットしたあと、生のまま酢漬けにして1~2日間保管。しょうがと水戻しした干ししいたけは細かくカットして加熱殺菌。生しょうゆをはじめとした調味液の材料と、加工した4種の野菜を混ぜ合わせます。そこに、なたね油と大豆油を混合したオイル(ドレッシングの約2 5%分)を加えて完成です。容器の上部のオイル層に一見驚くかもしれませんが、「この分離した状態は、乳化させる添加物を使用していない証拠」(吉永さん)なのです。一つひとつの工程にこだわり、手作りのような想いが込められています。油と野菜の入った調味液が2層になった容器を軽く振るとき、そんな想いが伝わってくるような気がしませんか?大分で作られている「醤油屋さんのドレッシング」を、ぜひご愛用ください。ドレッシングは横に向けて左右に振ると、うまく混ざります。1.一つひとつ皮むき、カットされたたまねぎとにんにくはさらに細かくカット、酢漬けにされる2.たまねぎは年間を通じて品質の良いものが必要なため、収穫時期の異なる佐賀産と北海道産を使用(写真は佐賀・白石産)3.表皮と芽を取り除き洗浄したたまねぎは、一つひとつ手作業でカット。「この作業で外から見えない傷みをチェックしています」4.原材料の生しょうゆは鮮度を保つために、専用のステンレスタンクに入れてトレーラーでドレッシング工場へと運ばれる5.1999年に建てられたドレッシング専用の工場6.醤油工場にある天然醸造醤油用の木樽。これだけの規模の木樽を持つ醤油屋は日本でも数えるほど野菜サラダ以外にも!野菜たっぷり和風ドレッシングは万能調味料和風ドレッシング1本で!「かんたん唐揚げ」ひと口大に切った鶏肉に「野菜たっぷり和風ドレッシング」を揉みこみ、少し時間をおいたら片栗粉をつけて油で揚げるだけ。外はサクサク、中は風味豊かでやわらかな唐揚げのできあがり。「野菜炒め」「野菜たっぷり和風ドレッシング」のオイル部分を使って野菜を炒め、調味液部分で味付けをする。1にんじん1/2本はせん切り、鶏肉150gはひと口大に切る。(こま切れの場合は切らなくてもOK)2炊飯器に洗った米、野菜たっぷり和風ドレッシング100mlを入れ、白米2合の線まで水を加える。その後、にんじん、鶏肉を入れ、炊飯。3炊飯後に大豆ドライパックひじきドライパックを使った「炊き込みごはん」大豆・ひじきのドライパック各1缶を入れ、混ぜ合わせたら完成。コーポロ2017年6月号05