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概要

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ス菌の増殖抑制効果があるとされるように、食品添加物は目的があって使用されます。亜硝酸塩は一時「体内で発がん物質になる」と言われていましたが、野菜などからの摂取量に比べて食品添加物として摂る量は少なく、懸念はないと考えられています。いたずらに無添加を追求すると、かえって食品を危うくするケースもあります。次回は、無添加の意味を考えてみます。食品添加物安全性を確認するために行なわれる主な試験28日間反復投与毒性試験実験動物に28日間繰り返し与えて生じる毒性を調べる90日間反復投与毒性試験実験動物に90日間繰り返し与えて生じる毒性を調べる1年間反復投与毒性試験実験動物に1年以上、繰り返し与えて生じる毒性を調べる毒性にかんする試験繁殖試験催奇形性試験発がん性試験1年間反復投与毒性/発がん性併合試験抗原性試験変異原性試験一般薬理試験体内動態に関する試験実験動物に2世代以上にわたって与え、生殖機能や新生児の生育などに及ぼす影響を調べる実験動物の妊娠中の母体に与え、胎児の発生、生育におよぼす影響を調べる実験動物にほぼ一生涯にわたって与え、発がん性の有無を調べる実験動物に1年以上、繰り返し与えて生じる毒性を調べると共に、発がん性の有無についても調べる実験動物でアレルギーの有無を調べる細胞の遺伝子や染色体への影響を調べる実験動物で、行動、中枢神経系、自律神経・平滑筋、呼吸・循環系、消化器系などへの影響を薬理学的手法で調べるげっ歯類1種以上および非げっ歯類1種以上に対して経口投与し、吸収、分布、代謝および排泄について調べる1日摂取量に関する調査一般的な食生活を送る場合の摂取量調査厚労省・食品添加物http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html京都生協検査・点検報告残留放射性物質の検査の詳しい内容を京都生協ホームページで公開中!工場点検レポート〈4月度検査結果〉京都生協コープ商品「ヒラヤミルク」を製造する平林乳業を点検しました。生乳の受入検査、衛生管理、加熱殺菌も含めた温度管理など、問題ないことを確認しました。また、「ヒラヤミルク」は丹後地域で搾乳された生乳のみを原料としており、酪農家と管理団体であるJA京都の点検でも問題ないことを確認しました。農産物残留農薬検査米の残留カドミウム検査卵質検査鶏卵サルモネラ検査微生店舗調理商品物検商品査その他京都協同食品プロダクト㈱商品残留放射性物質検査0検体5検体985検体8検体66件30件66件6件0件充填された「ヒラヤミルク」が出てきました。台の上で検査をしています。酪農家の牛舎内です。ご夫婦で30頭ほどの牛を飼育しています。京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。コーポロ2017年7月号09