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概要

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醸造物はかけ合わせておいしくなる「醸造物は、ブレンドすることでお互いの長所が引き出されておいしくなる」という経験から「べんりで酢」は、りんご酢を中心に醸造酢、穀物酢、米酢の4種類をブレンドし、すっきりした甘さのグラニュー糖と整腸作用のあるガラクトオリゴ糖、食塩、こんぶエキスとかつおだしを配合。不必要な添加物は使用していません。りんご酢をたっぷりと使用することで、まろやかさと風味がアップし、酸味がツンとこない仕上がりになっています。ブレンドの加減は、柴崎会長の“ベロメーター”、いわゆる味見で判定。「ちょっと甘い、ちょっと違うな、といった具合に、わずかな違いを世代や性別を問わず皆さんに喜んでいただける味に調整するのは、本当に難しかったです」。開発の苦労を乗り越えられたのは、「大切な人においしく食べてほしい」という想いに役立てるような商品を作りたいという一心。こうして誕生した「べんりで酢」は、トキワのブレンド力の確かさを証明しています。コミュニケーションを大事にして実は、「べんりで酢」をはじめとしたトキワの商品は、通信販売と生協の宅配以外では、主に地元である但馬地域の道の駅や小売店で販売されています。京都生協では、組合員の要望で14~15年前から共同購入や個人宅配で取り扱っています。「通信販売購入者に送るお便り『但馬からの手紙』や生協担当者からのおすすめ、商品学習会などを通じて、商品のおすすめポイントやおいしい食べ方をお伝えしています。家庭料理のため、食べる人のため、作る人のため、家族のために、自分たちが役に立つことができると信じています」。さっぱりしたものが食べたくなるこの季節。野菜などにかけるだけでおいしい1品ができあがるのは、本当に助かりますよね。大切な人のためにつくる毎日の料理に「べんりで酢」をぜひご利用ください。「べんりで酢」は、少し甘めでお酢の苦手な方に特におすすめです。お手持ちの酢を足して簡単に味のアレンジができ、「べんりです」よ!1.ボトル詰め後、目視で異物と液量のチェックを行ない、ラベリングへ2.調合した「べんりで酢」が入ったタンクには、社員手書きの「おいしくなぁれ」のステッカーが貼られています。願掛けのお札のよう3.原料を混ぜ合わせ火入れ。80~85℃で約30分間加熱することで殺菌も4.2015年(平成27年)、同じ香住の地区内で工場と本社機能を現在の場所に移転5.昔は、焼物の容器に詰めてお酢を運んでいました6.社屋は、但馬の山々と水田に囲まれ、豊かな自然を実感するロケーションに建っています酢の物だけじゃない!「べんりで酢」の今回お話を伺った、株式会社トキワの皆さん。(左から)営業部中村千尋さん、柴崎明郎社長、柴崎一秀会長、営業部坂口晃一さん、製造部安田雅彦部長牛肉とセロリの酢炒め【材料】牛こまぎれ100g、セロリ1本、サラダ油15ml、塩こしょう少々、★〔べんりで酢30ml、しょうゆ8ml〕【作り方】セロリは斜めに切り、塩こしょうした牛肉を炒めてから、★を入れてひと炒めする。にんじんサラダ【材料】にんじん1/2本、にんにく1/2片、ツナ30g、★〔べんりで酢15ml、オリーブ油15ml、レモン汁8ml、塩こしょう少々〕【作り方】せん切りにしたにんじんとにんにくを電子レンジで90秒ほど加熱し、ツナと★を入れて混ぜる。簡単ピクルス(表紙掲載)お好きな野菜などをべんりで酢で半日くらい漬けるだけ。・ミニトマト・パプリカ・きゅうり・にんじん・なす・ゆでたまごなどコーポロ2017年8月号05