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概要

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Azuminoおいしさの秘密は気候にあり青い芝の両側に立ち並ぶ木々のあちこちから、色づきはじめたりんごが顔をのぞかせています。まるでヨーロッパの庭園のようなあづみのこの風景は、長野県安曇野市のりんご果樹園です。日本有数のりんご産地として名を馳せる安曇野市は、長野県中部に位置し、北アルプスと信濃川のさいがわ上流にあたる犀川に挟まれた、肥沃な扇状地です。「安曇野は平野部でも標高が600~700メートル近くあり、昼は日照量が多く気温も高い。反対に夜はぐっと気温が下がります。おまけに雨も少ない。この気候条件は、おいしいりんごづくりに欠かせません」と教えてくれたのは、いしぞねみつのりJAあづみ石曽根光徳さん。昼に光合成で十分に蓄えた糖を、夜の冷え込みでぎゅっと凝縮させるため、果肉が引き締まり、甘味ののったコクのある味わいのりんごができるのです。りんごの王様「サンふじ」JAあづみにはりんご生産者約640人が所属し、現在20品種近くのりんごを生産しています。その中でも、「りんごの王様」と呼ばれているのが「ふじ」。J Aあづみの農地面積約450ヘクタールのうコーポロ2017年11月号03