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概要

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ノールAの低減に努めたため、ほ乳瓶や缶詰などを心配する必要はありません。ただし、日本は国の制度が遅れています。欧米は、合成樹脂を用いた器具、容器包装について、安全性を科学的に評価し使用を認めた化学物質以外の使用は禁止する「ポジティブリスト制度」をすでに導入しています。問題が明らかになってからその物質を禁止するのではなく、大丈夫と確認された物質以外は使わせないというやり方。日本の厚生労働省も2018年に食品衛生法を改正し、ポジティブリスト制を導入しようと準備を進めています。▲環境省の現在の対応方針「EXTEND2016」が示す研究の方向性現在の科学研究では、人や野生動物などへの大きな影響は確認されていない。しかし、内分泌かく乱作用は非常に微量で起こると考えられるため、試験方法の開発を進めるとともに、環境中にどの程度化学物質があり、生物の体内に蓄積しているかを調べる調査が行なわれている。その後に、生物にリスクとなるのかどうかを検討する「リスク評価」や具体的な対策である「リスク管理」が行なわれる予定。出典:環境省中央環境審議会資料http://www.env.go.jp/council/05hoken/y050-38b/mat06.pdf京都生協検査・点検報告残留放射性物質の検査の詳しい内容を京都生協ホームページで公開中!工場点検レポート静岡県のひしだい製茶(株)で、京都生協コープ商品「ほうじ番茶ティーパック」について点検しました。原料の緑茶は国産であること、熱風焙煎で仕上げられていることなどを、製造現場や記録で確認しました。金属異物が混入することがないよう、強力な磁石や複数の金属探知機を設置されており、使用状況や点検に問題ないことも確認しました。〈10月度検査結果〉農産物残留農薬検査米の残留カドミウム検査卵質検査鶏卵サルモネラ検査微生物検査店舗調理商品商品その他京都協同食品プロダクト㈱商品残留放射性物質検査14検体0検体1093検体7検体85件44件85件6件15件いろいろな機械で選別された上でさらに、目視確認で丁寧に選別されています。金属探知機が正常に反応するかを確認するための道具(テストピース)です。金属探知機に通して、反応することを確認しています。京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。コーポロ2018年1月号09