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概要

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の味”が楽しめるのは生協だけ23141.餃子が入ったトレーごと、少しずつ温度帯を変えながら、約5分30秒で蒸し上げます2.半分に割り、芯を取り除いたキャベツは、異物がついていないかチェックしたあと、カット機に投入3.皮で具材を包んで成形した餃子は17g。焼き色がつく面が三日月形になっています4.巨大な冷凍庫の中を移動しながら約15分で冷凍。餃子の中央部分は-10℃の状態“赤箱入り”の後継品として誕生絶妙なおいしさをつくる人の力「生協仕様餃子の主な具材であるキャベツ、豚肉、にんにく、しょうがは全て、国産のものを使用しています。皮の材料も国産の小麦粉。調味料は、大阪王将の店で出している焼餃子と同じものを使用しています。これは、ごく一部の社員しか配合を知らない“秘伝”の調味料です。添付しているタレには、高温で炒った香り高い唐辛子=『鉄』入りの『鉄ラー油』を使用。製造は、国内の工場。“生協仕様”は、わが社の史上最強スペックです」と製造メーカーさとうたかしである、イートアンド株式会社の佐藤隆志さん。力強い言葉の端々に商品に対する自信がうかがえます。そもそも、「大阪王将羽根つき餃子」は、赤箱入り「大阪王将餃子」の後継品として、2016年11月に販売を開始しました。そこからさらに、組合員の意見をもとに改良を重ね、2017年8月に誕生したのが、現在の「大阪王将羽根つき餃子」です。では、おいしさの秘密を関西工場の製造工程とともに紹介します。まず、具材に使用している豚肉は、味にコクがあり旨味が強いハラミとやわらかな脂身のミンチ。調味料、おろししょうが、おろしにんにくに豚肉のミンチを加えて、機械で練り合わせます。関西工場のでわかつよし出羽克好さんによると、「練り時間は40分。よく練ることで、豚肉の食感がなめらかになるだけでなく、赤身部分が脂をまとい、味のまとまりがよくなります」。その後、適度に脱水したキャベツの粗みじん切りを加えます。キャベツの比率を高くすることで、味がくどくなりすぎないように工夫しているそうです。皮は、小麦粉、植物性油脂や水分などを専用の機械でこね、延ばして厚さ5mmの生地を製造。コーポロ2018年3月号03