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特集震災復興支援交流会レポート東日本大震災から7年が経ち、徐々に震災関連の報道は少なくなってきていますが、現地の復興は決して完了したわけではありません。2 0 1 7年9月2 1日(木)・2 2日(金)に福島県で震災復興支援交流会が開催され、京都生協も含め全国から13生協31人が集まりました。▲震災復興支援交流会参加の皆さんと今回は被災地見学ツアーもあり、復興の現状と今後の被災地支援について交流しました。被災地をたずねて1日目は「福島コース」「宮城コース」に分かれて被災地を見学。京都生協は福島を見学しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故で住民の94%が避難し、今なお居住いいたて制限区域の残る飯館村や、津波で破壊され、広大な平地となってしまったかつての住宅街を見学しました。うけどなみえ▲浪江町請戸地区。漁業で栄えた町だったが、津波の被害にあい平地となってしまった。建物は、全児童が避難して助かった請戸小学校跡▲津波で被災したパトロールカー。震災遺構として双葉警察署そばの公園で展示されている基調講演と交流会2日目はいわき産業創造館セミナー室に場所を移し、交流会を開催。基調講演おおわだあらたとして、フリーアナウンサーの大和田新さん(元ラジオ福島)による「伝えることの大切さ伝わることのすばらしさ『東日本・津波・原発事故大震災』から6年半の福島の現状と課題」のお話がありました。震災被害の実情やその怖さなどを伝えていかなければいけないことや、「本当の復興は心の問題であること、支援はその人の心に近づくこと」など、今後の支援の参考になるお話をしていただきました。その後、被災地生協の現状と復興支援のとりくみ報告があり、グループ交流では今後の課題などを話し合いました。京都生協は今後も被災地の復興支援を行なっていきます京都生協は東日本大震災直後から、職員や組合員のボランティアによる被災地や被災者支援のとりくみを行なってきました。(宮城県南三陸町の仮設住宅に暮らす住民の皆さんとの餅つきや、震災当時、南三陸町に在住していた中高生を対象とした「海の虹プロジェクト」など)引き続きサロンへのお茶菓子として、京都の和菓子の提供や、エリア会の皆さん手作りの応援色紙を送るとりくみを行なっていきます。?▲今までのボランティア活動のお礼にいただいた品々(大漁旗・宮城県漁協志津川支所)(木製感謝状・みやぎ生協)コーポロ2018年3月号05