ブックタイトルbookcopolo1811

ページ
11/16

このページは bookcopolo1811 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

bookcopolo1811

被災地の今3.11を忘れない情報提供/みやぎ生協仙台湾の豊かな漁場を生業の場に、浜の食文化を守る仙台湾を漁場に持つ亘理荒浜漁港には、ヒラメやカレイ、アナゴなど多種多様な魚介が水揚げされます。震災で漁船の数は半減しましたが、2011年12月には魚市場の修理がほぼ終わり、セリも再開しました。しかし直後の2012年4月、東京電力福島第一原発事故による放射性物質の基準値変更で、ヒラメやカレイは出荷できなくなりました。「世界レベルよりずっと厳しい水準の基準値になり、検査結果が出る度、一喜一憂した」と、宮城県漁協仙南支所の橋元勇支所長は当時を振り返ります。出荷規制は1年後に一部解除され、解除されたものから逐次市場に出していきましたが、今度は風評被害に見舞われました。「買受人たちへの販売が振るわない時期もあったし、買受人や出荷者が取引先から産地証明を求められたこともあった。実際に小売店などと接する人たちは苦労したと思う」。今は風評被害も収まり、亘理荒浜のブランド魚であるヒラメやカレイの多くが関東や近畿に出荷されていきます。2014年10月には漁港の目の前に産直の「鳥の海ふれあい市場」がオープンし、観光客や地元の人で賑わうようになりました。その賑わいに一役買っているのが、仙南支所婦人部の「浜っこかあちゃん市」です。もともと婦人部では安価な魚をさつま揚げなどに加工して販売していました。震災で人も施設も失いましたが、▲橋元勇支所長。毎週土・日には、鳥の海ふれあい市場の一角に「浜っこかあちゃん市」のコーナーが設けられ、婦人部が作ったカレイの唐揚げなどの加工品が並びます。▲漁港には、製氷工場や荷捌き場などの機能が揃った亘理荒浜魚市場が控えています。浜に活気を取り戻すため復活を果たしました。「住民はみな災害公営住宅や街に移転して、浜のコミュニティがバラバラになってしまった。だが『浜っこかあちゃん市』に来ると懐かしい顔に出会える。良い交流の場になっている」と橋元さんは喜びます。震災後、新たに漁業を始めた人もいるという仙南支所。燃料や資材の高騰など漁業経営を取り巻く環境は厳しいですが、橋元さんが「春はアサリ飯、夏はアナゴ飯、秋はハラコ飯、冬から早春にかけてはホッキ飯がある」と自慢するように、亘理荒浜には豊かな魚食文化があります。その豊かな海を生業の場に、浜の人たちの奮闘は続きます。醍醐山科ホームヘルプサービス訪問介護事業廃止のお知らせ2008年に開設した醍醐山科ホームヘルプサービスの訪問介護事業は、サービス提供責任者や契約ヘルパーの退職により職員の確保ができず、2018年12月31日を持ちまして訪問介護事業を廃止する判断をいたしました。醍醐山科ホームヘルプサービスの訪問介護事業サービスをご利用いただいている利用者の皆さまには大変申し訳ありませんが、担当ケアマネジャーに相談しながら、他の訪問介護事業所への案内を丁寧にすすめてまいります。事業廃止の判断に至りましたことを深くお詫び申し上げます。なお、醍醐山科ホームヘルプサービスの居宅介護支援事業につきましては、これまで通り営業いたします。環境のとりくみ8月度9月度各施設の太陽光発電ペットボトルキャップの回収量301,000個売却益は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンに寄付され、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設の建設費と運営費に充てられます。マイバッグ持参率92.7%推定でレジ袋103万枚(原油換算でドラム缶51本分)の削減となりました。これにより削減できたCO?量は、43t-CO?です。*リサイクルデータ(8月度)*洛北支部181,115kwh洛中支部237,653kwhコープ下鴨159,851kwhコープ城陽243,391kwhコープきぬがさ種別回収先回収量(回収率)削減CO?牛乳パックお店宅配11.8t(54.7%)10.5t‐CO?トレーお店0.9t(31.6%)4.3t‐CO?PETボトルお店11.2t(162.4%)36.3t‐CO?卵パックお店宅配3.4t(79.3%)12.6t‐CO?カタログ類宅配322.4t(73.4%)※トレーとPETボトル・ボトルキャップはお店のみ、カタログ類は宅配のみの回収となります。発電量(設置以降の累計kwh)46,498kwhコーポロ2018年11月号11