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概要

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12余すことなく、愛情込めて34561.鶏舎からベルトコンベアーで運ばれてきたたまごをチェック。汚れたたまご、大きすぎるたまごを取り除きます2.愛情いっぱいにさくら鶏を育もりしたかずおてる、農場管理主任の森下和雄さん3.計量・パックも全て自動。次々とたまごがパックされていきます4.京都府下の休耕田を活用し、4 7 h a・278t(2017年産)の飼料米を栽培しています5.たまごの鶏種、採卵日などが分かる二次元バーコードをパックに入れています6.パックされたたまごは最終的に人の目でチェックまた、桑山さんは最初、鶏に触るのも怖かったのだそう。毎日接しているうちに愛着が湧いてきて、今では清潔な環境でちゃんと餌を食べているか、常に気にしていると言います。「養鶏はやればやるほど結果が出るので楽しい」と、桑山さんは目を輝かせます。採卵したたまごは、鶏舎からベルトコンベアーで隣接するパックセンターに運ばれ、洗浄、選別、包装されます。4月に竣工したばかりのパックセンターには最新の機械を導入し、コンピューター管理でたまごの割れや汚れをチェックしたあと、計量しながら次々とパックしていきます。パックセンターの中はたまごケースや段ボールなどの整理整頓も徹底しており、どこを見渡してもピカピカ。ここにも桑山さんの衛生管理のノウハウが生かされています。「さくらこめたまご」は採卵当日の夕方に出荷し、翌日にはコープのお店に、翌々日には宅配の配達で届き、まさに新鮮そのもの。「ここは土地柄、水の質が良いためか、たまごの臭みが少ないのが特徴です。私の娘2人は、たまご焼きにしてもウチのたまごかどうか分かるんですよ」と、桑山さんは誇らしげに語ってくれました。循環型農業を目指すみずほファームでは、鶏ふんを自社で発酵させて畑の肥料に生まれ変わらせたり、親鶏を使ったレトルトカレーの開発といった、持続的な消費・生産の仕組みづくりにも取り組んでいます。新鮮で安全な「さくらこめたまご」を食べることは、生産者や飼料米農家への支援と、京都の食を守ることにもつながります。ぜひ、毎日の食卓でご賞味くださいね。たまご本来のおいしさを楽しむなら、おすすめは固ゆで!新鮮なたまごの黄身は栗のようなホクホク感!ぜひお試しください。みずほファームではたまごの試食の際も、固ゆでたまごにして味を確かめています。桑山流・さくらこめたまごの楽しみ方3種の半熟目玉焼き食べ比べ目玉焼きを3個焼いて、1個目は塩・こしょうでシンプルに。2個目は何もつけずにたまご本来の味を楽しみます。3個目はごはんにのせてしょうゆをかけて「目玉焼き丼」に!コーポロ2019年11月号09