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概要

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話す、つながる、みんなの時間は暑い日差しの下でのお参りでした。もちろん着物なんて着られるはずもなく、襟つきの服装をさせるのが精一杯。日焼け止めを塗って汗だくです。それでも神社に申し込むとちゃんと祝詞を上げてくださり、家族揃って写真を撮ることもできました。日本で暮らす今では、真夏の七五三も良い思い出です。今月のテーマ七五三の思い出今となっては笑い話もぐ今は中学生になった息子の七五三。5歳でも著しく落ち着きのなかった息子は、神事の間、静かに座っている2歳児に横目でチラチラ見られながらぐずり続け、他のご家族にお願いして家族写真を撮ろうとしたら、千歳飴を放り投げて逃走し爆笑されました。恥ずかしいやら情けないやらで、神妙な気分が吹っ飛んだのを鮮明に覚えています。気分はプリンセスももの木20年前、七五三の記念写真でドレスを着ました。昔からディズニープリンセスが好きで、ドレスを着てヘアメイクをしてもらい、それはもう夢のような一時でした。私にも娘ができ、将来、七五三の写真でどんな衣装を選ぶのか今からワクワクしています。このまま内緒でじゅんこママ子どもたちのアルバムを見ると、長男、次男はちゃんと羽織袴の正装で、写真屋さんで撮った立派な写真がある。さて三男、えっ…ない!この事実、三男はまだ気づいていない様子。どうかバレませんように…(しかし三男もすでに2 5歳。時効よね)。真夏の七五三ココット夫の仕事の都合で4人の子どもと5年間ベトナムで暮らしていたわが家。5年の間に子どもたちは次々に七五三を迎えました。本来なら11月に家族揃って神社にお参りしたいところですが、飛行機代が高くつくので日本に帰るのは年に1回だけ。なので、わが家での七五三ひいおじいちゃんは神主様うるにゃん長女が3歳になり、七五三のお参りをすることになりました。地域内に神社はありましたが、小さなお社で、神主さんは常駐していません。お参りだけするのかな、と思っていたら、ひいおじいちゃんが神主をすると言うのです。どういうこと!?実は、地域内の氏子の中に神主として務められる人が何人かいて、ひいおじいちゃんもその内の1人だったのです。ひいおじいちゃんが、ひ孫のために祝詞を上げてくれました。田舎のあるある話なのでしょことほうが、びっくりでした。今は亡きひいおじいちゃんに寿いでもらった、良い思い出です。お客様は神様です京西マチ子壇上で神主さんの言葉通りにしっかりとお祓いを受けていた5歳の孫。神主さんが「それでは神様におじぎをしてください」と言われると、下段の椅子席で見守る私たちの方に向き直り、にっこり笑って深々とおじぎをしてくれました。神様を「皆さま」と聞き違えた?神様がどこにおられるのか分からなかった?育てるって、すてき。コーポロ園芸部野生動物にご注意を1上村容子自宅の庭でぶどう(巨峰)ができました。色づく手前でハクビシンに食べられてしまい、悔しいです。鷹羽敏子コーポロ2020年11月号13