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被災地の今3.11を忘れない情報提供/みやぎ生協・コープふくしま―地域とスポーツ―戻ってきた人たちが笑顔になれるスポーツの町づくり楢葉町は、サッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」で有名な町です。「多数の天然芝のサッカーコートを有する日本最大規模の施設があることが町民の自慢の一つだった」と楢葉町教育委員会の手島健祐さんは言います。町はスポーツ振興に取り組み、地区対抗などのスポーツ大会も活発に行われていました。しかし東日本大震災に伴う原発事故で町の大半が警戒区域に指定され、町民も避難を余儀なくされました。またJヴィレッジも事故収束のための前線基地となり、スポーツ施設としては使えなくなりました。避難指示が解除され、町に住民が戻り始めたのは2 015年9月です。町では道路や建物などの復興を急ピッチで行った後、農業や教育などの重要施策に本格的に着手しました。重点施策の柱の一つが「健康増進とスポーツ振興」です。町ではそれを「楢葉町スポーツ推進基本計画」(以下、基本計画)としてまとめました。2018年7月に再開したJヴィレッジ、2019年4月にオープンした屋内体育施設「ならはスカイアリーナ」が、基本計画の策定を後押ししました。「スポーツを通じて町を盛り上げていこうという機運が生まれたのは、この2つの施設があったから」と手島さん。2つの施設は同時に復興のシンボルでもありました。基本計画のテーマは「スポーツを通じて楢葉町の住民が誇りを持って暮らせる町づくり」です。楢葉町教育委員会の髙木さつきさんは「楢葉に戻ってきた人たちが、スポーツを“する”だけでなく“見る、支える、楽しむ”とさまざまな形でスポーツに関わる町、スポーツを通じて笑顔が生まれる町になってほしい」と話します。例えば“する”では、幼児や高齢者でもできるウォーキングサッカーなど広義のサッカーの取り組み、“支える”ではスポーツボランティア登録制度の導入など、誰もがスポーツに携われるような環境づくりを進めます。さらに基本計画では、町外へのアプローチとしてスポーツ合宿の誘致や宿泊型の保健指導などスポーツツーリズムの推進を挙げています。楢葉にはJヴィレッジやならはスカイアリーナなど、観光しながらスポーツをし、健康増進を図ることのできる施設が整っています。「楢葉に来ていただいて楢葉の良さを分かっていただく。そうした取り組みが交流人口につながることも期待したい」と髙木さん。帰還した町の人々が誇りを持って暮らせるよう、きめ細かな施策でスポーツのまち楢葉の再生と復興は進められていきます。福島県楢葉町▲楢葉町教育委員会総務課課長の髙木さつきさん(左)と同主査の手島健祐さん。「計画の中には実際始まっている事業がいくつかあります。状況を見ながらトライアル、本格実施へと進めていきます」。▲プールやフィットネスルームを備えた屋内体育施設ならはスカイアリーナ。学校との連携で子どもたちの水泳の授業や部活動に利用されることもあります。仏壇&仏具「クオレの年末セール」を開催中!クオレ案内センター「コープ仏壇店」では、コープおすすめの仏壇と仏具がお得に購入いただける年末セールを開催中です。モダンな仏壇・仏具、手元供養商品、お線香なども多数ございます。※セール期間中ご来場の方に「粗品」をプレゼント!期間12月20日(日)まで場所京都生協クオレ案内センター「コープ仏壇店」住所京都市中京区西ノ京星池町217(コープ二条駅店北側)交通JR・地下鉄東西線「二条」下車すぐ京都市バス・京都バス「二条駅前」下車すぐ問い合わせ0120-402-900営業時間9:00~18:00無休(1 / 1・2はお休み)環境の取り組み9月度10月度ペットボトルキャップの回収量477,300個売却益は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンに寄付され、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設の建設費と運営費に充てられます。マイバッグ持参率94.2%推定でレジ袋105万枚(原油換算でドラム缶53本分)の削減となりました。これにより削減できたCO?量は、44t-CO?です。*リサイクルデータ(9月度)*種別回収先回収量(回収率)削減CO?牛乳パックお店宅配12.0t(50.9%)10.7t‐CO?トレーお店1.9t(72.3%)9.2t‐CO?PETボトルお店14.6t(240.7%)47.5t‐CO?卵パックお店宅配1.5t(33.7%)5.6t‐CO?カタログ類宅配369.2t(82.5%)※トレーとPE Tボトル・ボトルキャップはお店のみ、カタログ類は宅配のみの回収となります。各施設の太陽光発電発電量(8月度単月の実績kWh)洛北支部3,849kWh洛中支部5,421kWh洛東支部9,208kWh洛西・城南支部34,220kWhコープ下鴨3,899kWhコープ城陽6,353kWhコープきぬがさ1,360kWhコープ山科新十条27,125kWh本部5,014kWh発電量合計96,449kWhは、およそ20世帯分の1年間の電力をまかなうのと同等の削減効果になります!※2020年6月・7月の太陽光実績に誤りがありました。6月本部【誤】1,992 kWh【正】5,976 kWh7月本部【誤】1,021 kWh【正】3,062 kWh、洛西・城南支部【誤】21,240 kWh【正】18,240 kWh、発電量合計【誤】58,218 kWh【正】57,259 kWh(7月から発電量合計の掲載を開始しました)お詫びして訂正します。コーポロ2020年12月号11