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福祉ボランティア活動交流会2015

2016年3月15日

福祉ボランティア交流実行委員会
■開催日:2月29日(月曜)
■開催場所:コープ御所南ビル会議室
2015年度の福祉ボランティアに関わる活動を交流する場として開催しました。160314hukushi0.jpg

2014年度に「地域のつながりづくり」をテーマにワークショップをし、地域の社会福祉協議会、地域のひろば・居場所などを訪問し交流をすすめてきました。2015年度はそれを踏まえて自分たちの地域にみなさんがほっと集える「居場所」を実際につくることを目標に活動をすすめてきました。
活動交流会の内容をご紹介します。
今回は、京都市長寿福祉課の課長さんから~京都市の「居場所」づくりと補助制度について、をお話しいただきました。
○高齢者が自由に集い、交流活動を通じて地域から孤立することなく、高齢者どうし、また高齢者と若者や子どもとの交流の場を「居場所」と位置付けている。
○京都市では、現在247箇所の登録を受けている。400箇所を目標にしているのでもっと「居場所」をつくってほしい。
○2015年を起点として2040年には、働く人口が77.5%に減り、65歳以上の人口が138.2%に増える。
○要支援・要介護出現率を見ると高齢者は介護を受けるものと思いがちだが、60歳だと介護認定を受けている方は3.5%で、96.5%の方はお元気に過ごされている、75歳代を見ると認定者が17.5%で82.5%の方がお元気、85歳以上でも33.3%の方はお元気にされているといことを見るとできるだけ長くお元気にすごしていただけるように取り組むことが大切。
○ボランティアグループなどに参加される方が多い地域ほど認知症になるリスクが低いこと、同居者以外の他人と接する機会の多い方の方が介護認定者になりにくいこと、また長生きされることなどがデータで認められていること。
○地域の自助・互助を最大限発揮することで認知症の方、高齢の方を見守る仕組みづくりをめざしている。
以上のことから「居場所」がたくさんできることを願って応援していますとのこと。
次に実行委員が「居場所」を立ちあげた苦労話を報告。
そのあと4つのグループに分かれておしゃべりしました。
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<きょうの気付きやつなぎたいこと>
・居場所づくり=心のよりどころ。それぞれの居場所を訪問したいですね。スタンプラリーつくりますよ。
・まず、一歩を踏み出すことの大切さを感じました。
・他の人が頑張っておられるお話を聞き、私ももうひと頑張りしなくては・・・なんて思っています。
・現在「居場所」をつくろうと悩んでいます。運営費用や補助制度の内容がわかりました。
・町内会ぐらいの近くで集まれる「居場所」をつくりたい。
・「クラブ」制度を利用したらいいな。
・みんなで気軽に近くで集える「居場所」!!たくさんできるといいですね。
・今日参加して「居場所」づくりの大切さを感じました。地域の「居場所」に出かけていくことにより、行動力や仲間ができることが"生活⇒生きること"につながるんだなとつくづく思いました。わたしもいきたいな!
・心地いい「居場所」を長く定着させたい!
・これからもできることを自然体でやっていきたい。