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日本の食、農を考える さくらこめたまご学習会&時短クッキング♪♪

2017年4月 3日

右京Aエリア会
■開催日時:1月23日(月曜)午前10時から午後1時
■開催場所:コープパリティ集会室、調理室
 「さくらこめたまご」が「さくらたまご」より10円高いのはなぜだろう?そんな疑問からさくらこめたまごについて学びたいということで、京都生協地産地消推進室から広池さんを講師に来ていただき、日本の「食」「農」について教わりました。170328cooking0.jpg

 昭和40年代には73%だった日本の食料自給率が現在は40%まで落ち込み、後の60%は海外からの輸入に頼っているそうです。自給率が低くなった理由として「家畜飼料の輸入依存」「大量の食品廃棄」「食生活の欧米化による米消費の激減」などが挙げられ、これらが原因で日本の田んぼが減り、農業だけでは生活が苦しい深刻な状況であることを知りました。
 京都生協で扱っている「産直さくらこめたまご」は、鶏の餌を遠い外国(主にアメリカ)から輸入されるトウモロコシなどの穀物ではなく、国産の米に切り替えていくことを通じて、食料自給率を高めていく地産地消の推進に取り組んでいます。組合員の応援金として、さくらたまごより10円(卵1個あたり1円)上乗せて販売しています。「産直さくらこめたまご」の購入を通じて生産者を直接応援し、農業、農村の再生に直接参加することができ、田んぼを守れることにつながることを学びました。学習を通じて、現在の日本の「食」「農」について考える有意義な時間となりました。
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 学習会の後は、毎日忙しいお母さんでも簡単!インターネットサイト「クックパッド」で検索した時短レシピでクッキングをしました。蒸す、炊く、和える・・・などのメニューが5品できあがり、ボリューム満点!お腹いっぱい心も満たされました☆
<参加者の感想>
・カロリー自給率というものを教えてもらい勉強になりました。やっぱりお話を聞かせてもらう事によって興味を持ち、手にしたくなることを確信しました。
170328cooking03.jpg・最近、共同購入していたさくらこめたまごの詳しいお話を聞けて良かったです。京都の農家、田んぼが減らないように購入して協力していきたいです。
・日本の食料自給率を聞いてびっくりしました。親鳥がほとんど輸入なのも意外でした。さくらこめたまごの親鳥は国産だと聞いて安心しました。
・アジアンチキンライスは鶏モモ肉とお米と調味料を入れて炊くだけなので簡単だった。
・ぎゅうぎゅう焼きは材料を切ってホットプレートに詰め込むだけなのと、野菜がたくさん食べられるのが良かった。
・切干大根の酢の物を酢の物にするというのが初めてで、食べてみると食感もシャキシャキ感が残っていて美味しかったです。170328cooking04.jpg