京都腎臓病総合対策推進協議会から、医師の神田先生、管理栄養士の川手先生、事務局長の岩井さんに来ていただきお話を伺いました。
　適切な塩分を心がけることで、将来の健康を手に入れることができます。塩分チェックシートで、普段食べている物に含まれている食塩の多さに驚きました。高血圧治療の１日６ｇ目標は大変難しいそうです。お話を通して、調味料や加工食品に含まれる塩分量を意識することや、薄味に慣れるのではなく「素材の味を感じる舌を育てる」ことが大切だと学びました。その工夫として、和食はだしをしっかり取ること、好きな１品は今まで通りの味付けにして、他の料理を薄めにするメリハリ作戦、卓上醤油を「醤油スプレー」にかえることや、食べ過ぎないようにバイキングではなく定食スタイルにする、最後に食材の表面にのみ味つけするなど教えていただきました。
　高血圧は予防できます。学習会のタイトル通りに「適塩生活で健やかに」暮らしたいと思いました。
（参加者の感想より）　
・今まで細かく塩分量を気にしていなかったのですが、将来的な事を考えて、家族のためにも少しがんばってみようと思いました。血圧もとても大切だとわかったので、年齢的にもそろそろ気にかけていこうと思います。
・ヨーグルトにも塩分が含まれていると知り、意外でした。醤油をスプレーする事で、香りで満足させる工夫をして減塩することなどを学びました。
・これからもっと意識して塩分を控えようと思いました。川手先生が言われたように、３日間トーストに何もつけずに食べることから始めようと思いました。
・日頃から塩分を気にしていましたが、より具体的に適塩を学ぶことができて、明日から実践してみたいと思います。自分のためにも、家族のためにも、よい学習ができて大変よかったです。
・醤油スプレーの存在を知らなかったので、ぜひ購入してみたいと思いました。レモンを用意して、さっぱりした味つけにするのもいいなと思いました。10年後、20年後も家族全員が健康でいられるように、学んだことを取り入れたいです。今夜、家族みんなで味つけについて話し合おうと思いました。