京都生協コープ下鴨店が
「容器包装3R推進環境大臣賞最優秀賞」
を受賞しました。
京都生活協同組合(京都市南区、組合員数45万世帯、小林智子理事長)は、環境省の選定する
「容器包装3R推進環境大臣賞最優秀賞」(小売店部門)に選ばれました。
これは、容器包装廃棄物の3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再商品化
)を推進するために、環境省が全国の優れた取り組みを行っている事業者などを今年1月に募集した
ものです。製造部門、小売店部門、地域の連携協同部門の3部門があり、いずれも最優秀賞(1点)、
優秀賞(数点)、奨励賞(数点)が選考されます。4月3日に環境省より、コープ下鴨店に最優秀賞を授
与するとの連絡がありました。
最近ではレジ袋を有料化する店舗が増えてきていますが、コープ下鴨の取り組みは23年余に及ぶも
ので、レジ袋有料化の流れに大きな影響を与えています。そのことを環境省でも高く評価し、今回の
最優秀賞受賞につながりました。
コープ下鴨店は、1983年から一貫してレジ袋を有料化し、レジ袋削減の取り組みを続けてきまし
た。この先進的な取り組みは京都生協の他の店舗にも影響を及ぼし、1991年からはコープ下鴨以
外でもスタンプ方式によるレジ袋削減の取り組みが広がりました。さらに1995年には京都生協と
してお買い物袋持参運動方針を決定し、「1万人店頭対話運動」を経て、1996年からは京都生協
全店でレジ袋有料化が実施されました。
環境大臣賞の授与式は4月11日に東京で開かれ、京都生協からは小林智子理事長が参加します。
(授与式:4月11日(水) 11:30〜12:30 中央合同庁舎 環境省第一会議室)
この件についてのお問い合わせは、京都生協 経営品質部 浦井まで願いします。
(TEL:075-681-2190 / FAX:075-681-6849)
お買い物袋持参運動とコープ下鴨の取組み
京都生協は、組合員誰もができる省資源活動としてお買い物袋持参運動に取り組
んでいます。1996年に全店舗でレジ袋を有料化するとともに、その節約に努めてきました。現在、
京都府内に23店舗あり、レジ袋代金はレジ清算を基本に行っています。コープ下鴨は取り組みの積み
重ねにより全店平均を上回るお買い物袋持参率をキープし、2006年度は全店の取り組み目標(89%以
上)に対して92%に到達しました。この間レジ袋使用枚数は一貫して削減を実現してきています。
お買い物袋持参運動は、レジ袋節約の訴えだけでなく店ごとに無料レンタル袋の貸し出しなどを実施
し、また布製のトートバッグも取り扱い供給活動の面からもお買い物袋持参を促進しています。

レジでの宣伝風景

レジ袋持参率・レジ袋使用率グラフ
お買い物袋持参運動のあゆみ
京都生協でのレジ袋削減の取り組みは、1983年にコープ下鴨(当時は下鴨組合員センター:京
都市)で最初にスタートしました。組合員からの発案により、レジ袋1枚=5円で独自に有料化に踏
みきりました。組合員自身が地域住民の理解を得るために個別訪問をおこなうなどして、初めての
試みに挑戦しました。このコープ下鴨における先進的な取り組みは、続く1984年にオープンした烏
丸組合員センター(現コープ烏丸)やその後の特に新店舗での展開に大きな影響を及ぼしました。
いずれも組合員からレジ袋の使用を節約しようという声がおこり、翌年からスタンプ方式(スタン
プ20個で50円の還元)で節約運動が始まっていきました。店舗での組合員の協力よびかけや取り組
み成果のポスター掲示などの様子が外国人環境問題活動家の目にとまり、テレビや新聞でも取り上
げられるきっかけにもなりました。
スタンプ方式は、その後1991年3月からコープ下鴨以外の全店舗で実施されることになりました。
しかし、スタンプ方式によるレジ袋節約の取り組みの広がりにもかかわらず、1993年をピークに節
約枚数総量の伸び悩みが見られるようになりました。「容器包装リサイクル法」の公布や消費者の
環境意識への変化がすすむ中、スタンプ方式の徹底の弱さや取り組みの限界を克服しお買い物袋持
参運動によるレジ袋削減に本格的に取り組みを発展させるため、京都生協として「お買い物袋持参
運動方針」を決定しました。新しい取り組み方針をうけて、翌1996年7月から全店でレジ袋有料化
を実施していくことになりました。1996年2月からはレジ袋のお渡しは申し出がある人のみとし、レ
ジ袋はそれまでの「組合員サービス」から「基本的に不要なサービス」という位置づけに転換しまし
た。レジ袋有料化にむけて「10.000人店頭対話運動」をスタートさせ、資源節約、ごみ減量のため
にお買い物袋を持って来店していただくように理解と協力を訴えました。
こうした取り組み経過の中、コープ下鴨では一貫して有料化を維持してきました。