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口蹄疫などに関するお知らせ(第1報)

2010年05月24日

京都生活協同組合

 日頃より京都生協をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 4月20日に宮崎県で口蹄疫の擬似患畜が確認されて以降、5月23日現在、県を越えてのあらたな病気の発生は見られまていせんが、宮崎県内での拡大はおさまる気配がありません。さらに、マスコミからの感染家畜に関する情報などもあり、京都生協へも組合員からの口蹄疫に関する問い合わせが寄せられています。
 口蹄疫などに関する情報や京都生協の取り組みについて組合員のみなさまにお知らせします。

1.口蹄疫に関する情報
(1)口蹄疫とはどのような病気ですか?
 口蹄疫ウイルスが原因で、偶蹄類(※1)の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかる病気です。口蹄疫に感染すると、発熱したり、口の中や蹄(ひづめ)の付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状がみられます。口蹄疫にかかると、子牛や子豚では死亡することもありますが、成長した家畜では死亡率が数%程度といわれています。しかし、偶蹄類動物に対するウイルスの伝播力が非常に強いので、他の家畜へうつさないようにするための措置が必要です。口蹄疫が発生した農場の家畜は殺処分して埋めるとともに、発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限したり、感染しないよう遠地へ隔離保護するなどの措置を行ないます。
※1 偶蹄類とは、偶数の蹄(ひづめ)を持つ動物のこと

(2)人間に感染しますか?
 人間には感染しません。牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありません。上記(1)の措置により、口蹄疫にかかった家畜の肉や乳が市場に出回ることはありません。

(3)口蹄疫は、鳥インフルエンザやBSEとどう違うのですか?
 口蹄疫は、鳥インフルエンザやBSEと同じように、家畜がかかる伝染病で、畜産業に大きな経済的損失をもたらします。しかしこれらは、感染する動物や原因となる病原体・感染経路が異なるだけでなく、公衆衛生や食品安全の観点から見ると大きな違いがあります。下の表を参照ください。

   
 口蹄疫鳥インフルエンザBSE
病原体口蹄疫ウィルス鳥インフルエンザウィルス異常プリオン
感染経路感染した家畜やウイルスに汚染されたふん便等との接触、器具・車両・人などによるウィルスの伝播、空気感染など感染した家畜やウイルスに汚染されたふん便等との接触、器具・車両・人などによるウィルスの伝播、空気感染など異常プリオンで汚染された飼料を食べることによる感染のみ
動物間の伝播力きわめて強い強毒性の場合は極めて強い弱い
食品安全の観点(肉を食べたり乳を飲んだらどうなる?)人にはうつりません人にはうつりませんSRM(※2)が含まれた畜産物を食べるとうつることがあります。しかし、適切にSRMを除くことによって、感染を防ぐことができます。
公衆衛生の観点(感染した家畜や排泄物に近づくとどうなるの?)人にはうつりませんが、ウイルスが靴などに付着し、他の家畜へ運ばれて、感染を起こす可能性があります。通常の生活をしていれば、人にうつることはありませんが、感染した鶏や血液等に濃密に触れた場合、感染することがあるとされています。人にはうつりません。また、他の家畜にもうつりません。
※2 「特定危険部位」の意。牛の頭部や脊髄等を指し、と畜・解体時には除去されます。

(4)最後に
 口蹄疫は、偶蹄類の動物がかかる病気です。人が牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありません。
 一部で「不要不急の外出を控えてください」と報道されているのは、感染している家畜の近くに行ったりすると、無意識のうちにウイルスを運んでしまう可能性があるため、感染を広げないための措置であるとお考えください。

2..「口蹄疫に立ち向かう畜産関係者への応援募金」協力のお願い
 京都生協では、口蹄疫で被害を受けられた畜産農家を応援するために、募金の協力を組合員のみなさまに呼びかけます。「口蹄疫に立ち向かう畜産関係者への応援募金」は、全国の生協と連帯し、日本生協連に集約することにします。募金の贈呈先は、今後関係の方と協議して決めます。募金方法等についての詳細は別途お知らせいたします。

以上