トピックスのトップ緊急のおしらせ

福島原発事故後に収集された稲わらを与えた可能性がある牛肉の供給に関するお詫びとお知らせ

2011年08月05日

京都生活協同組合

 京都生協では、7月20日以降、行政が随時公表する個体識別番号をもとに、取り扱いの有無について確認を行っています。

 8月3日(水曜)に岩手県が発表した個体識別番号をもとに調査した結果、福島第一原子力発電所の事故後に収集された稲わらを、飼料として与えた可能性のある牛の肉を、下記5店舗で供給(販売)したことがわかりました。
 既に消費されているために牛肉に含まれている放射線セシウムの有無を具体的に確認することはできませんが、暫定基準値をこえている可能性が否定できないことから、お知らせさせていただきます。

 組合員のみなさまに、ご心配、ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。今後も、新たな事実が判明した際には、すみやかにお知らせしてまいります。

<当該商品について>
商品名 「国産牛しぐれ煮用(小間切れ)」

お問合せ番号:
110518110793 110518110794 110518210793 110518210794
110610110793 110610110794 110610210793 110610210794
110611110793 110611110794 110611210793 110611210794
110612110793 110612110794 110612210793 110612210794
110613110793 110613110794 110613210793 110613210794
110614110793 110614110794 110614210793 110614210794

個体識別番号:1248267927、0836467787、1248515622

店舗
製造日
消費期限
コープはづかし
2011年5月18日、
6月10日~6月14日
2011年5月20日、
6月12日~6月16日
コープ祝園駅
2011年5月18日、
6月10日~6月14日
2011年5月20日、
6月12日~6月16日
コープかどの四条
2011年5月18日、
6月10日~6月14日
2011年5月20日、
6月12日~6月16日
コープ醍醐石田
2011年5月18日、
6月10日~6月14日
2011年5月20日、
6月12日~6月16日
コープ桃山
2011年5月18日、
6月10日~6月14日
2011年5月20日、
6月12日~6月16日

新型インフルエンザ対応のお知らせとお願い(09年第6報)

2009年11月10日

京都生活協同組合

いつも、生協をご利用していただき、誠に有り難うございます。

京都生協では、11月4日に京都府・市が「新型インフルエンザ流行発生警報」を発令されたのをうけて、第6回対策本部を開催し、以下の内容を決めましたのでお知らせさせていただきます。
組合員の皆様のご理解とご協力をお願い致します。

【感染予防、感染拡大防止策の実施について】

(1)全部局・事業所で感染予防のため、うがい・手洗い・咳エチケットの徹底を行い、継続して咳・くしゃみをする職員はマスクを着用する。
●うがいについては全事業所で始業時、外出帰着時、うがい薬を用いて実施する。
●手洗いは全事業所で始業時、外出帰着時、昼食前に行い、実施の際は薬剤の使用を基本とし、必要に応じてアルコール消毒を行う。
●咳エチケットとして咳・くしゃみをする場合は、極力手を使わず、ハンカチ・ティッシュをあててすることとします。(使用できない場合は手ではなく腕を使う)

(2)無店舗事業(共同購入・個人宅配)
●配達時のマスク携帯を行う。
●配達時の対応として、荷受時に乳幼児、妊婦の方、基礎疾患(慢性呼吸器疾患、糖尿病、腎機能障害、免疫機能不全等)を有される方が対応される場合もあることから、咳・くしゃみが継続して出る職員はマスクを着用し、それ以外の職員も対話時は、極力間隔を保ち(2m程度)、長時間の対話を続ける場合はマスク着用を行う。

(3)店舗事業(店舗)
●来店される組合員様に継続してアルコール消毒の呼びかけを行う。
●マスク着用については地域の実情(休校・学年・学級閉鎖状況、行政区単位の感染状況等)に沿って実施しますが、無店舗同様、咳・くしゃみが継続して出る職員はマスクを着用し、それ以外の職員もマスクの携帯を行う。

(4)組合員活動について
●組合員活動に参加される組合員様に感染予防の注意喚起を行い、人が集まる活動の場合は事務局がアルコール消毒、マスクを準備し、必要に応じて使用をお願いする。
また、地域の実情(休校・学年・学級閉鎖状況、行政区単位の感染状況)に応じて事務局が開催者と開催の相談を行う。
●「子育てひろば」や妊娠されている方が参加対象の取組については、事務局が開催者と自粛の検討を行なう。
●組合員会議を開催する際も時間短縮、会場の換気等に十分注意を払う。

(5)職員の健康管理について
●所属長は職員の健康管理上の配慮として、長時間勤務、睡眠確保等の実態把握を日常的に行い、体調が万全でない職員に対して、検温の実施、休養確保等の配慮を適格に行う。
●事業所内での統一的なマスク着用は行わないが、職場で1週間以内に10名の感染者が発生した場合、所属長は保健所に相談をして、マスク着用等、更なる感染拡大の防止をはかる。

以上の内容を実施していきます。

今後も感染の拡大が予想されますが、京都生協は春の取り組みを教訓にして、強毒性・弱毒性ウイルスの2つの新型インフルエンザ発生時の対応マニュアルを定め、行政の取り組みと連動した行動を実施しております。
引き続き感染予防、感染拡大防止にむけて努力をしてまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

また、京都府感染緊急情報で関連情報が随時提供されていますのでお知らせ致します。

京都府感染緊急情報ホームページ


「CO・OP焼おにぎり」の回収のお知らせとお詫び

2009年11月02日

2009年11月2日
京都生活協同組合

組合員のみなさまへ

いつも生協をご利用していただき誠にありがとうございます。
日本生協連から以下の報告がありましたのでお知らせ致します。

このたび、日本生協連の商品「CO・OP大きな焼おにぎり6個入」「CO・OP焼おにぎり10個入」(製造:日本水産株式会社)の一部に、プラスチック片が混入する可能性があることが判明したため、回収することといたしました。
消費者、組合員の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
 
異物混入のお申し出をうけ、調査を行いましたところ、製造工程で炊飯米を運ぶ容器の一部が欠けており、この部分が一部の商品に混入した可能性があると判断しました。

日本生協連では、回収に全力を尽くすとともに、今後の再発防止につとめてまいります。

【お問い合わせ先】
 日本生協連 組合員サービスセンター TEL:0120-556-950
 受付時間:平日9時~17時、土曜9時~16時

【対象商品】

1.商品名:CO・OP大きな焼おにぎり6個入(480g)
JANコード:4902220526680
賞味期限:2010年7月29日、2010年8月3日、2010年8月22日、2010年8月31日

2.商品名:CO・OP焼おにぎり10個入(500g)
JANコード:4902220526673
賞味期限:2010年9月7日

日本生協連ホームページ⇒日本生活協同組合連合会

新型インフルエンザの発生についてのお知らせ

2009年04月30日

世界的な広がりを見せている新型インフルエンザについての情報をお知らせいたします。

世界保健機関(WHO)は4月30日に新型インフルエンザの感染拡大の警戒水準を「フェーズ5」に引き上げ、人から人への感染が世界的に拡大傾向に移ったことを発表しました。
政府は4月28日に「新型インフルエンザ対策本部」を立ち上げ、マスコミ報道でもありますように、検疫の強化を行っています。
又、京都府も感染症緊急情報を出され、各地域で「発熱相談センター」を開設されました。

京都府感染緊急情報、厚生労働省及び日本生協連のホームページで関連情報が随時提供されていますのでお知らせ致します。

京都府感染緊急情報ホームページ
厚生労働省ホームページ
日本生活協同組合連合会ホームページ

今後、情報の追加や変更が予想されますのでご了承を下さい。

キャセイ食品の「冷凍野菜」での産地偽装問題のお詫びと返金のお知らせ

2009年03月16日

いつも生協をご利用いただきありがとうございます。
表記の件につきまして、組合員の皆様にご迷惑とご心配をおかけするとともに、この度の報告がおそくなりました事を深くお詫び申し上げます。

昨年2008年11月14日に農林水産省はキャセイ食品㈱に対し「少なくとも平成20年1月から10月14日までの間、野菜冷凍食品の原料」において一部商品で産地偽装があり、JAS法違反で改善の「指示」を行いました。
この報告を受けて、京都生協ではキャセイ食品㈱の商品のお届けの中止を行い、これまでにお届けした商品の返品のお申出についての対応を行いましたが、その後の警察調査で11品目の産地偽装があったことが判明しましたので、お詫びと返金のお知らせをさせていただきます。


組合員様へのお知らせ→キャセイ食品の「冷凍野菜」での産地偽装問題のお詫びと返金のお知らせ

コープ冷凍ギョーザ重大食中毒事故に関するお詫びと最終報告

2008年08月25日

2008年8月25日

京都生活協同組合

 今年1月、コープ冷凍ギョーザによる重大食中毒事故が発生しました。京都生協では問題となったギョーザの取り扱いはなかったとはいえ、生協に対する信頼を揺るがす事態となってしまい、組合員のみなさまには大変ご心配とご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。
 この件に関しては事故発生以降、「食の安全や信頼をしっかりと確保してほしい」という多くの声が寄せられ、第44回総代会の中でも最も多くの発言がありました。今回の原因は完全に明らかになっているわけではありませんが、これまで寄せられた組合員の声に応えていくために、京都生協は日本生協連やコープきんき事業連合と協力しながら、信頼回復に向けて取り組んでいきます。

 京都生協は8月25日、今年1月に発生したコープ冷凍ギョーザ重大食中毒事故に関して、これから生協で取り組むこと、取り組みはじめていることを最終報告として発表しました。
最終報告の内容は下記からご覧ください。

⇒「信頼回復に向けて取り組みをすすめます。」
―コープ冷凍ギョーザ食中毒事故を教訓に、これから生協で取り組むこと、取り組みはじめていること(最終報告)―(機関紙コーポロ9月号/flash paper)

 信頼回復に向けて、これらの取り組みを着実に行なっていきます。

【関連資料】
■日本生協連の品質保証体系再構築

⇒コープ商品の品質保証体系の再構築計画(日本生協連)

■商品情報検索

⇒共同購入・個人宅配で取扱商品の原料の産地情報(京都生協)
 京都生協の共同購入・個人宅配などで取り扱いしているコープ商品と一般冷凍食品(凍菜を除く)の最終加工国名・主要原材料名・主要原材料原産国名の情報

⇒コープ商品情報検索(日本生協連)
 コープ商品(食品)の主な原材料の産地・アレルギー情報等など

■コープ手作りギョーザなどに関する過去のお詫びとお知らせ

⇒京都生協からのおしらせ

⇒日本生協連からのお知らせ(第三者検証委員会報告、緊急農薬検査を含む)

⇒コープきんき事業連合からのお知らせ(その他のお知らせも含みます)

5月8日の新聞朝刊にCO・OP手作り餃子に関するお知らせが掲載されました。

2008年05月08日

京都生活協同組合

 CO・OP手作り餃子重大中毒事故におきましては、みなさまに大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。

 日本生活協同組合連合会では、5月8日(木)の新聞朝刊にてCO・OP手作り餃子に関するお詫びとお知らせを掲載致しました。掲載した新聞は、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、日本経済新聞と地方紙(京都では、「京都新聞」)となっております。

→掲載記事はこちらをご覧下さい。(日本生協連ホームページへ)

 以上、謹んでご報告申し上げます。

日本生協連の冷凍ギョーザ問題検証委員会(第三者検証委員会)が「中間報告」を発表しました。

2008年04月30日

京都生活協同組合

組合員のみなさまへ

 CO・OP手作ギョーザの農薬中毒事故においては、みなさまに大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 日本生協連では今回の重大食中毒事故の発生を受けて、外部の専門家による「日本生協連・冷凍ギョーザ問題検証委員会(第三者検証委員会)」を設置し、これまでの対応や品質保証体制等について客観的・専門的な見地からの評価と助言を検討いただいており、この度「中間報告」が発表されました。また、それに関連して日本生活協同組合連合会 山下会長より、「日本生協連の品質保証体系再構築に向けた当面の対策」が発表されておりますので、お知らせさせて頂きます。

→日本生協連のホームページへ

COOP手作り餃子などに関するお知らせ(第11報)中国産食品の緊急農薬検査結果(3月4回)など

2008年03月21日

2008年3月21日
京都生活協同組合

組合員のみなさまへ 今回のCOOP手作り餃子重大中毒事故では組合員のみなさまにご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

コープきんき事業連合とも協力しながら、共同購入・個人宅配の2月~3月企画で取扱いをしている商品で、「原産国 中国」(中国で製造)、「原料 中国」(中国産原料を使い、日本で製造)の包材表示のあるものについて、微生物、食品添加物、残留農薬の検査を実施しています。
3月4回の検査結果が判明しましたのでお知らせします。
食品衛生法に定める食品微生物基準、食品添加物の使用基準、残留農薬基準を超えた食品はないことを確認しました。

共同購入・個人宅配2月・3月企画の中国産食品の農薬事検査結果について3月4回の11品の結果を追加
  (コープきんきへのリンク)


その他の検査結果(既報)

(1)店舗取り扱いのCO・OP商品(中国産食品)の農薬検査結果について
  (コープきんきへのリンク ただし京都生協では取り扱いのない商品もあります)

(2)昨年10月より、中国産食品(190品)について検査を行ないました。
  (コープきんき へのリンク)

(3)コープ商品を製造委託している中国60工場の緊急点検を行ないます。
  (日本生協連 へのリンク)


その他、新たな事実が判明しましたら、あらためてお知らせします。
ご利用の組合員様には、ご心配とご迷惑をおかけし申し訳ございません。

京都生協への問い合せ窓口  京都生協コープベル 0120-11-2800

「COOP手作り餃子」などに関するお知らせ(第10報) 『COOP手作り餃子』による重大な食中毒事故の発生等についてのお詫びとお知らせ(中間報告・改訂版)

2008年03月14日

 2008年3月14日 京都生活協同組合

日頃より京都生協の商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、天洋食品製造の『COOP手作り餃子』による重大な食中毒事故が発生しましたことにつきまして、組合員のみなさまにご心配をおかけし、またそのことによりCOOP商品全般に対する不安が広がっていることにつきまして、心よりお詫び申し上げます。
『COOP手作り餃子』につきましては、京都生協としての取り扱いはなかったとはいえ、COOPのマークをつけた日本生協連開発商品で重大な食中毒事故を発生させてしまいましたことは、生協全体の信頼が根本から問われる深刻な事態であると考えています。
今のところ事実の全容もまだ明らかになっていませんが、現時点で明らかになった事実や当面の取り組み等につきまして以下の通り『中間報告』いたします。

1.これまでの経過。
(1)すでにお知らせしております通り、千葉県、兵庫県で発生した重大な食中毒事故の原因として確認されている日本生協連『COOP手作り餃子』、及びジェイティフーズ『中華deごちそうひとくち餃子』につきましては京都生協での取り扱いはありませんでした。
(2)しかしながら、問題となった商品を製造した中国の『天洋食品』で製造された別の商品、あるいは『天洋食品』から原材料の一部を仕入れていた商品、またその後に行われた緊急検査によりあらたに農薬が検出された商品やそれに関わる商品などがございましたので、これら商品については念のため万全を期して回収を呼びかけさせていただきました。
(3)これまでのところ京都生協では返品された商品などから有機リン系農薬等が検出されるといった事例は確認されておりません。
(4)京都生協としては健康被害の拡大を防止するということを最優先し、組合員のみなさまからのお申し出への対応や商品回収をすすめるとともに、取り扱い商品についての情報や、この間の経過や当面の対策等をとりまとめた『中間報告』などの情報の提供をすすめてきました。また、この間の事態についてさらに理解を深めるための「学習会」なども実施してきました。
(5)千葉県、兵庫県での最初の重大な食中毒事故の発生以降、中国で製造された冷凍加工食品を中心とした検査が生協を中心に様々な企業、行政機関等によって行われました。結果として、問題となった商品以外からも微量の残留農薬が検出されています。
(6)一方、厚生労働省を中心に、この間有機リン中毒発症の申し出があった全国5,789人についての調査が行われていましたが、最初の千葉県、兵庫県の重大食中毒事故での3件10人以外の5,779名についてはすべて有機リン中毒との関係が否定されています。(3月3日現在)
(7)日中両国政府や警察等の関係機関を中心に今回の「事件」についての真相究明がすすめられていますが、現在までのところ、何故このような重大な食中毒事故が発生したのか、その基本的な事実すら未解明のままとなっています。

2.当面の緊急対応として以下のことを実施しています。
(1)日本生協連、コープきんき事業連合とも協力しながら、天洋食品だけではなく、それ以外の工場で製造されたCOOP商品やメーカーブランド商品についても、中国で製造された加工食品、主要な原料が中国産である加工食品については残留農薬検査を緊急に開始しました。
(2)日本生協連や全国の生協とも協力しながら、天洋食品以外の工場も含め、中国で製造されているCOOP商品についての通常点検以外の緊急工場点検を実施しました。
(3)加工食品の原料原産地についての情報の充実をはかりました。この情報は、ホームページで公開するとともに、お電話での問い合わせにも対応できるようにしております。

3.今回の事故では、生協の品質管理と危機管理のあり方が問われました。
 今回の事故は、通常では考えられない異常な濃度の有機リン系農薬が検出されるなど、何者かによる意図的混入の可能性が高いと考えられますが、現時点ではまだその全容が明らかになっているというわけではありません。しかしながら、現状の生協の『品質管理システム』や『危機管理システム』によって今回のような事故を防ぐことができなかったのは何故なのか、どこに弱点があったのかといった点について深く分析し、再発防止にむけてあらたなシステムを抜本的に構築し直すとともに、行政へも働きかけていく必要があると考えています。

4.『品質管理システム』の現状と課題について。
(1)日本生協連、コープきんき事業連合、及び京都生協では独自の『品質管理システム』に基づき、COOP商品を中心に、取り扱い商品の安全を確保していくための取り組みをこれまでも先進的にすすめてきました。
ⅰ)日本生協連は今回問題となった『COOP手作り餃子』についても、定められた基準に沿って原材料にまでさかのぼっての残留農薬検査、微生物検査等を実施してきました。
ⅱ)また、中国に常駐する駐在員による現地工場点検も、天洋食品を含め定期的に実施してきました。
(2)生協が現在運用している『品質管理システム』は、通常のリスクとして最も優先すべき微生物や原材料に残留する農薬、食品添加物などの化学物質について管理していくことを目的としたシステムであり、今回のような限られた範囲での農薬の意図的と考えられる混入といった事態には対応できないシステムであるといえます。
 ⅰ)原料となる野菜の残留農薬など原材料由来の化学物質汚染や微生物汚染は比較的広い範囲で繰り返し発生することが多く、現行の『品質管理システム』はそれらを発見する上では有効なシステムであると考えられます。
  ⅱ)一方、今回の事故のように農薬がごく限られた範囲で、意図的にあるいは誤って混入された場合には、それがたとえ高濃度のものであったとしても現行の『品質管理システム』ではそれを発見することは困難であるといわざるを得ません。
ⅲ)今回のような事態に対応するという点では、国内国外を問わず現在広く運用されている『品質管理システム』という枠組みでは不充分であり、むしろ「農薬等の意図的な混入、あるいは誤っての混入から食品を守る」という視点でのまったく新しいシステムづくりが必要となっているといえます。

5.『危機管理システム』の改善課題について。
今回の事故が発生する以前に、東北の別の生協で「異臭事故」が発生しており、生協全体としてのその際の対応に不手際があったということが言われております。この点につきましては、日本生協連を含む生協全体の現行の『危機管理システム』に大きな改善の余地があると考えています。
ⅰ)事故発生時の関係機関などへの情報伝達のあり方、何らかの異常があった時の判断のあり方など、情報管理や危機管理という点での抜本的な見直しが必要です。
ⅱ)全国の生協で散発的に発生する事例は充分にネットワーク化されておらず、そのデータベース化も含め「危機を予知する仕組みづくり」ができていません。この点では日本生協連を中心に生協全体の抜本的な体制強化が必要であると考えています。
ⅲ)これらの点については、当事者のひとりである『みやぎ生協』で事実分析が行われ、『再発防止策(1次案)』がすでに発表されています。京都生協としてもこれらの内容を参考に『改善課題』を至急とりまとめていく考えです。
  
6.今後の対策について。
  今回の重大食中毒事故の発生を受けて、日本生協連は外部の専門家による『第三者検証委員会』を設置しa.日本生協連および会員生協における事件への対応の評価、b.生協の品質保証体制の評価と強化にむけての課題、c.従来の想定の枠をこえた事態への対策のあり方、d.発生したクライシスへの対応のあり方、の4点について4月中に中間答申を、6月中に最終答申を取りまとめるよう作業を開始しています。また、それとは別に『日本生協連対策強化委員会』もa.品質管理の強化、b.お問い合わせ対応の強化、c.クライシス対応の強化という3つのテーマを設定し検討が開始されています。
 京都生協としては、これらの議論の内容も参考にしながら、以下の諸点についての対策をすすめていきます。
ⅰ)加工食品の原料原産地情報の充実につきまして、一部既に緊急実施しておりますが、情報提供手段の改善などを含めて今後更に改善をすすめます。
ⅱ)中国で製造している加工食品についての緊急工場点検については既に実施しましたが、それとは別に、上記5.にも述べました通り「事件性」の高い重大商品事故の発生に対応する業務システム全般の見直しをすすめます。物流センターや店舗での、商品点検など、優先して行うべきものについては至急実施します。
ⅲ)今回のような重大な商品事故が発生した場合に有効な対応が迅速に行えるよう、現行の『危機管理体制』を抜本的に見直し、(1)情報の収集、(2)意思決定、(3)商品回収などの被害拡大の防止、(4)情報提供のあり方などについての『行動基準』を整備します。
ⅳ)従来からおこなってきました産地、工場での農薬等化学物質の適正管理といったこととあわせて、商品の製造、流通に関係するすべての取引先に対して、有害物質の意図的混入などを防止するための特別な対策の確立を新たに求めるとともに、それが適正に運用されていることを至急確認します。
ⅴ)現行の『食中毒対応マニュアル』について、食中毒菌などの微生物汚染を前提としたものから、農薬等化学物質の意図的混入による事故も想定したものに改訂します。
 
7.終わりに。
 今回の事故の背景には、日本の食糧自給率が39%といった水準にまで凋落し、生鮮食品だけでなく、加工食品の製造も含む国内の食品産業全体が空洞化してきているという実態があります。加工食品での国産の品揃えの強化、産直・ふぁーむねっと商品の強化・拡大をはじめとする国産農畜産物の取り扱い強化を柱に、食糧自給率の低下をくい止め、高めていくための取り組みを今後よりいっそう強めていきます。

今後も新たに明らかになった事実、原因究明の中で分かってきたこと、再発防止策の進捗状況などにつきまして、引き続き情報提供してまいります。

COOP商品で重大な食中毒事故を発生させてしまいましたことについて重ねてお詫びいたしますとともに、今後ともご支援いただきますよう心よりお願い申し上げます。