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概要

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カーの混ぜ物牛乳が発覚し、組合員の間には「本物の牛乳が飲みたい」という声が高まりました。そんな折、「酪農家の“心”である本物の牛乳を食卓へ届けたい」という大山乳業の想いと京都生協の想いが一致、誕生したのが、産直商品第1号である「乳」です。せいきょう牛その後、組合員からの「せいきょう牛乳を使ったヨーグルトが食べたい」の声に応えて「プレーンヨーグルト」が誕生し、2014年4月のリニューアルで、今の生乳100%の仕様となりました。生乳100%は牛乳への自信の証一般的なヨーグルトは生乳の他に、脱脂粉乳やクリームなどから作られます。一方、生乳100%のヨーグルトは、生乳本来の味わいを感じられます。「牛乳に自信のある私たちにとって、組合員さんに最も食べていただきたいヨーグルトです」と、熱く話す高見所長。原材料はせいきょう牛乳と同じ生乳と4種類の乳酸菌のみです。「乳酸菌は酸味の少ないものを選んでいます。組合員さんからも『食べやすくなった』『なめらかでクリームのよう』と好評をいただいています」と高見所長は笑顔で話します。じっくり発酵で酸味まろやかまずは原料となる生乳を加熱殺菌した後、乳酸菌が最も活性化する40℃近くまで冷まします。そこに乳酸菌を加え、容器に充填していきます。その後の発酵時間がポイント。「酸度はヨーグルトの味の決め手のひとつ。バランスの良い絶妙な酸味に仕上げるため、5?6時間かけてじっくり発酵させ、製造担当者は酸度の進み具合を細かくチェックしています」と高見所長。人の手と目、舌が加わって、よりおいしいヨーグルトが作られているのです。基準の酸度まで達したものから順に冷蔵庫で冷却し、品質検査をクリアしたのち、組合員の元へと届けられます。愛情たっぷり、やさしい味生乳100%プレーンヨーグルトは、鳥取県の酪農家が愛情たっぷりに育てた乳牛の生乳を1 0 0 %使用した、実はとてもぜいたくなヨーグルト。そのまま食べればせいきょう牛乳の風味が味わえますが、お料理やお菓子作りに使えるのもプレーンならではの魅力。ぜひ、つくり手のことを思いながら、ゆっくり味わってください。1.大山町の酪農家、山下正太さん一家。山下牧場は特に良質な生乳の生産者として、今年3月に鳥取県知事賞を受賞しました2.こまめな日々の世話が、良質の生乳を生み出します3.大山乳業農協には酪農指導部があり、牛たちの健康な体づくりをサポートしています4.搾乳は朝、夕の2回。搾った生乳はすぐに冷却して工場へと運ばれます5.タンク内で生乳に乳酸菌を混ぜ、パッケージに充填したあとじっくり発酵6.大山のふもとにある、大山乳業の牛乳・ヨーグルト工場大山乳業オリジナルレシピ!お手軽フルーツヨーグルトラッシー材料(4人分)牛乳400mlプレーンヨーグルト400g(お好みで)砂糖適量作り方1.ヨーグルトと牛乳をミキサーまたはボウルでよく混ぜ合わせる。2.混ぜ合わせたものをコップに注いで完成。★お好みでフルーツを加えてみてください。ヨーグルトにドライフルーツをひと晩漬けこむと、ドライフルーツが水分を吸って生のフルーツのようになり、手軽においしいフルーツヨーグルトが味わえます♪コーポロ2018年5月号05