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概要

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食中毒予防のポイント農林水産省はリーフレットを作って次のような「天然毒素の特徴と食中毒予防のポイント」を示しています。これからは秋植えシーズン。家庭でも十分に注意しましょう。ジャガイモによる?中毒を予防するためにできることジャガイモの毒素は…●イモに光(日光、蛍光灯)が当たると増える●未熟なイモでは、濃度が高いことがある●イモを傷つけると増える●芽とその周辺や緑色の部分では、濃度が高い●皮では、内側の部分より濃度が高い●濃度が高いとイモが苦くなる→ポイント1イモに光を当てない→ポイント2イモは大きく育て、熟してから収穫する→ポイント3収穫、保管時にイモを傷つけない→ポイント4芽とその周辺や緑色の部分は除く→ポイント5皮はできるだけむく→ポイント6苦みやえぐみのあるイモは食べない農林水産省のリーフレットはインターネットからダウンロードできます。http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/index.html■PROFILEまつなが松わ永和き紀さん科学ジャーナリスト。京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社に記者として10年間勤めたのち独立。食品の安全性や環境影響などを主な専門領域として、執筆や講演活動などを続けている。「メディア・バイアスあやしい健康情報とニセ科学」(光文社新書)で科学ジャーナリスト賞2008を受賞。新刊は「効かない健康食品危ない自然・天然」(光文社新書)京都生協検査・点検報告残留放射性物質の検査の詳しい内容を京都生協ホームページで公開中!JAきたひやま「ほこほこ大地の男爵」JAきたひやまは、北海道南西部にある「せたな町」にあります。農薬散布は、地域の慣行的な使用の半分程度に抑えられており、使用する農薬が法令を遵守していること、栽培内容の点検が行なわれていることも確認できました。また、機械ではなく手掘りで収穫されていますので、手間はかかりますが傷がない男爵いもをお届けできます。〈7月度検査結果〉農産物残留農薬検査米の残留カドミウム検査卵質検査鶏卵サルモネラ検査微生店舗調理商品物検商品査その他京都協同食品プロダクト㈱商品残留放射性物質検査14検体6検体936検体7検体143件28件84件6件2件▲選果場です。収穫前の点検になりましたが、整理・整頓・清掃された施設でした。▲品質や量目の基準が掲示されていました。大玉の物では、空洞がないかも検査されています。京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。コーポロ2018年10月号09