ブックタイトルbookcopolo2008

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概要

bookcopolo2008

▲収穫はダイバーが網についたもずくを、掃除機のような専用の機械で吸い上げます家族が安心して食べられるものをつるんとしたのど越し、さわやかな味わいで夏の食卓の「あと一品」をかなえてくれる「産味付糸もずく」「コープきんき共同開発恩納村コープきんき共同開発沖縄県産味付太もずく」。組合員からは「ツンとくる酸味がなく、しっかりした食感がおいしい」と人気です。手掛けるのは鳥取県の食品メーカー「株式会社井ゲタ竹内」。高度経済成長期の1 9 5 0年、「家族に安心して食べさせることのできる食品を作りたい」との想いから、食品添加物を使わない佃煮屋として創業しました。「添加物が当たり前に使われる時代に、保存料・着色料不使用の佃煮は見た目と日持ちの面から多くの小売店に敬遠される中、弊社の理念を理解してくれる生協と出会いました」と話すのは、すみだけんじ井ゲタ竹内営業部の住田顕志さんです。「味付けもずく」広がりの原点はここにその昔、もずくは産地周辺でのみ、わかめのように塩漬けでひっそりと売られる存在でした。井ゲタ竹内は「手軽に食べられるもずくなら、全国の家庭に受け入れられる」おきのしまと考え、1971年に山陰沖の隠岐島の糸もずくを使用した日本初のパック入り味付けもずくを発売。しかし「当初は“料亭の高級食材”のコーポロ2020年8月号03