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暮らしの安全・安心な暮らしを支えるために、暮らしに潜む消費者トラブルから身を守るための情報を、京都府消費生活安全センターからお届けします。今月のテーマ遺品整理サービスでのトラブル消費者庁消費者ホットライン188イメージキャラクター「イヤヤン」故人が所有していた物の整理や処分を遺族に代わって行う「遺品整理サービス」。核家族化や一人暮らしの高齢者の増加という社会変化の中で注目されていますが、全国の消費生活センターなどには、料金や作業内容に関するトラブルの相談が寄せられています。相談事例1母の遺品の処分のため、インターネットで見つけた事業者に来てもらい見積もりを頼んだところ、約14万円だった。実際に作業が始まると時間内に終わらず、荷物が残ってしまった上に追加料金を請求された。結局、見積額の2倍以上の約32万円になった。廃棄する荷物が多いと追加費用が発生するという説明は聞いていない。2同居していた母の遺品の整理を、インターネットで見つけた事業者に依頼した。その場で要・不要を判断し、近くにいた作業員に処分する遺品を運び出してもらったが、翌日自分のラジカセやふとん、辞書などが無いことに気づいた。事業者には遺品と分けて処分しないように伝えていたのに、別の作業員が運び出したようだ。トラブルに遭わないために◎追加料金やキャンセル料、具体的な作業内容について事前に確認しましょう遺品整理サービスの料金や作業内容は事業者によりさまざまです。契約に当たっては複数の事業者から見積もりを取り、慎重に契約することが大切です。追加料金、キャンセル料の有無とその金額などについて明確に出してもらい、契約時にも改めて確認しましょう。◎残す品物、処分する品物を分けておきましょう大切な品物を紛失・破損されることがないよう、残しておきたい品物は、作業が行われる部屋からあらかじめ運び出しておくと良いでしょう。運び出しが難しい場合は、残すものと処分するものを明確に分けて印を付けるなどし、作業員にもその旨を伝えるようにしましょう。消費者ホットライン(全国共通)(お近くの消費生活センターにつながります)いやや!(局番なし)188京都府消費生活安全センター消費生活相談075-671-0004土日祝日相談(緊急のみ)075-257-90029:00~16:00(平日)※年末年始休10:00~16:00(土日祝)※年末年始休京都生協検査・点検報告産地点検レポート産直「モロヘイヤ」(店舗のみ)を生産する大中農友会を点検しました。大中農友会は、近江八幡市安土町大中の生産者4人の集まりです。栽培では、有機栽培でも使用可能な農薬を最小限の使用にとどめ、肥料は有機肥料を使用し、手摘みで丁寧に収穫されます。畑やパック詰めをする作業場が衛生的で異物が入る恐れがないこと、安全で品質の良いモロヘイヤを出荷するための基準・手順・記録などにも問題ないことを確認しました。モロヘイヤの畑。食べられる柔らかい部分だけを手摘みで収穫されています。大中農友会「モロヘイヤ」安全で品質の良いモロヘイヤをつくる上で必要な基準・手順などに問題ないことを確認しました。〈7月度検査結果〉※1鶏卵の卵質検査微生物検査理化学検査鶏卵サルモネラ検査産直畜産物検査店舗調理商品京都生協コープ商品※2コープ商品以外の一般商品京都協同食品プロダクト(株)商品農産物残留農薬検査米の品種判別検査(DNA)残留放射性物質(セシウム)検査コンタミ検査(今回のみ)ヒスタミン検査(今回のみ)781検体11検体2検体96検体13検体44検体6検体13検体2検体5検体6検体2検体※1殻の厚さ、強さ、卵の盛り上がり、黄身の色を検査しています※2賞味・消費期限が約15日以内の加工食品を中心に検査しています京都生協ホームページでも産直商品、京都生協コープ商品の産地・工場点検の様子をお知らせしています京都生協の点検項目・検査基準に照らし安全に供給できることを確認しました。コーポロ2021年10月号