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kumiaiin-katsudouくみかつ2021.10.20(水)「社会貢献活動助成金」って何?2020年度「京都生協社会貢献活動助成金」助成団体オンライン活動報告会第2弾が行われました京都を拠点にSDGsに貢献するNPOなどの団体を支援する制度。誰もが住みよい社会をつくるため、京都生協では2019年から助成をスタートしています。昨年は、7団体に合計154万円を助成しました。会場風景今回は、「FaSoLabo京都」「花パソ」「アンビシャス」「外国人女性の会パルヨン」の4団体にご報告いただきました。27人の皆さんがオンラインで視聴参加されました。ファソラボ認定NPO法人「FaSoLabo京都」食物アレルギーを持つ子どもとその保護者を支援する団体食物アレルギーを持つ子どもとその保護者の生活の質の向上を目的として、事業・活動・調査研究を行っています。助成金は、グルテンフリーミックス粉を使った本格的なクッキーづくりをする「こどもパティシエ体験」や、ますます少数となる中学生以上の食物アレルギーを持つ子どもの交流の場づくりなどに使われています。花パソシニアが情報難民にならないよう、スマートフォンやタブレットなどの使い方をサポートする団体助成金はスマートフォン講習会に使われています。スマートフォンの基礎操作として「音声入力」「二次元コード読み込み」方法をお伝えし、難聴者支援アプリ「U Dトーク※講習」で、耳の遠くなられたシニアの利便性向上を図っています。※会話がスマートフォン上に字幕表示されるアプリ認定NPO法人「アンビシャス」動物と共生する街づくりを行う団体ドッグセラピーやいのちの授業、ペットと防災などをテーマに活動しています。セラピードッグとともにホスピスや福祉施設などを訪問したり、学校で「いのちの授業」を行ったりしています。助成金は、いのちの授業のパンフレット作成費用に使われています。「外国人女性の会パルヨン」日本に住む外国人女性を支援する団体京都生協高山一夫理事より日本に長く住んでいる外国人女性たちに、生活に必要な情報を届け、おしゃべりを通じてリラックスしてストレスを吐き出す場を提供しています。助成金はパルヨンのホームページ作成に使われ、さまざまな言語に翻訳された案内を見ることができます。「京都生協のおかげでこんなに素敵なホームページを作ることができました」と代表のハッカライネンさんは笑顔で話されました。地域の課題に真摯に楽しく取り組んでいる様子が伝わってきました。1時間半の報告会があっという間に終わるほど引き込まれました。コーポロ2021年12月号