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概要

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京都生活協同組合理事長畑忠男Hata Tadao1985年入協2015年より理事長に就任?門川市長が毎日着物をお召しになっていることから、今回は理事長も着物を着用。京都の文化を文字通り「肌で感じながら」の対談となりました144億円削減、エネルギー消費量が29%減少。交通手段は車が2割減、鉄道・バスが3割増。市民の皆さまにご尽力いただいた結果です。ただ、これは通過点です。SDGsとパリ協定※3の実現を目指し、新たに「2050年CO2ゼロ宣言」を全国で初めて発しました。財政は極めて厳しいですが、あらゆる改革を実行し、京都ならではの福祉、教育、子育て支援はもとより、環境問題でも京都市は全国に先駆けて実践していきます。誰一人取り残さない希望あふれるまちづくりを目指して畑2014年にラオスから4頭の象が来園し、その翌年から今日まで、京都生協は京都市動物園の看板サポーターを続けてきました。昨年はコロナ禍で動物たちのエサが不足していたため、エサ代1000万円を寄付しました。動物園は貴重な財産であると同時に、生活者の憩いの場でもあると思います。門川動物園へのご支援、ありがとうございます。象たちは大きくなりました。今回のご寄付もうれしい限りです。動物たち、または私たち人間にとっても多様性と包摂性のある持続可能な環境づくりを大事にしていきたいです。市の動物園は京大と学術協定を結び、世界的に評価される研究を行っています。畑さまざまな考えや立場、価値観の人たちが希望を持って生きていける世の中にしていきたいですね。門川私は、戦争の対義語は「交流」だと思います。外交や市民交流など、さまざまな交流が戦争の抑止力になる。相互理解こそが現代社会に必要だと考えています。畑京都生協は平和の取り組みにも尽力していますので、市長のお考えに共感します。市長は魅力あふれる京都を次世代に、100年後につなぐための道筋をつくることを使命とされていますね。京都生協も次世代の担い手育成のために、幅広い子育て支援を意識的に行っているところです。門川京都市も、誰一人取り残さない「子育て・教育」環境の実現を目指し、全ての区役所・支所に「子どもはぐくみ室」を創設、また、寄り添い支援係長・地域あんしん支援員の配置や、全ての学校への地域・保護者代表による学校運営協議会の設置など、全国トップレベルの水準で支援を充実させています。こういった取り組みが、文部科学省の全国学力調査で市立小学生が全国20の政令市トップ、中学校でも都道府県比較で9位に相当するなど、大変良好な結果にもつながっていると感じています。京都生協は子育て支援はもとより、今日まで生活者目線での商品提供・開発、さらには福祉、教育、高齢化社会への対応、SDGsの取り組みなどを率先してこられたことに敬意を表します。より一層連携を深めて、多様性を重んじ、ともに希望あふれる社会をつくっていきましょう。山積する社会課題の解決につながる大きな力になっていただけると、これからも頼りにしています。畑私たちも地域や行政の方々と一緒に、住みやすい京都のまちづくりに貢献できるように努力してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。※1すぐに食べる食品を買う時、陳列棚の手前の商品から順番に取っていくことで食品の廃棄を減らす購買行動のこと※2京都議定書(平成9年に国立京都国際会館で開催されたCOP3で採択された議定書)にちなんで、京都から世界に向けて発信する「環境にいいことしていますか?」という意味の合言葉※3 2015年にフランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された、「京都議定書」の後継となる2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みま新?さし新に「さ庁京が舎都交はじ古」のりき文合良化いきを、も体の現と