142536コーポロ 2025年12月号つくり手に聞く まかないレシピ材料つくり方業は、まるで宝探し。 「れんこんが土の中でどんなふうに育っているかは掘ってみないと分からない。手探りで見つけたれんこんを掘り上げる瞬間がいつも楽しみなんです 」という石寺さんの言葉には、苦労と同時に農業の喜びがにじみます。 加賀れんこん部会では、地域貢献の一環として食育への取り組みなども活発です。伝統野菜の次世代への継承やれんこんのおいしさを伝えるため、子ども向けの学習会や食育クッキングを開催し、地域の食文化や農業への理解を深めています。 小ぶりでも中身がぎゅっと詰まり、ずっしりと食べ応えのある加賀れんこん。「土の中で熟成され“ひねた”このおいしさは、言葉では表しきれません。ぜひ実際に食べてみてください 」と天野さん。今年も自慢の旬の味わいをお届けします。すりおろした加賀れんこんをお味□汁に加えるだけ。とろみがついて冷めにくくなり、寒い冬でもポカポカに♪すりおろした加賀れんこんをひき肉と混ぜてお好みで調味し、フライパンで焼きます。・ひき肉・お好みの調味料1. れんこん畑の様子。JA 金沢市加賀れんこん部会では畑のあぜ道の幅が広く、隣接する畑の農薬が影響しにくいのが特徴2. 出荷準備の様子。節と節の間にある小さな根を、包丁でこそげ落とします 3. 収穫用のポンプは消防車のポンプ並みの水圧 ! れんこんが折れないように、細心の注意を払います4. きれいに洗っても残るのが皮の「サビ 」。これがあるからこその加賀れんこん5. 加賀れんこんの花も、可食部と同じように真っ白6. 地元大学生が参加した、加賀れんこん部会が実施する収穫体験の様子 石寺さんのおすすめ!つなぎなしでもまとまるのは加賀れんこんならでは!加賀れんこんのすり流し汁つくり方加賀れんこんのおやき・加賀れんこん
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