2024 年 1月1日に発生した能登半島地震。同年 9 月には豪雨災害も発生し、復興は「地震と豪雨」の二重被災からの再建が進められています。現地での交流会や支援活動に参加する中で見えた「被災地の今」をお伝えします。これからも京都生協は、被災地に寄り添い復興に向けて息の長い支援を続けていきます。1日目 講演・報告交流会2日目 フィールドワーク2025.9.2( 火 )〜 3( 水 )▲輪島で被災地支援の中心的な 存在として震災直後から地域を支える 重蔵神社当日の様子をこちらからご覧いただけます石川県金沢市で開催された「つながる力で能登を笑顔に アクション in いしかわ 」( コープ被災地支援センター主催 )に組合員理事と職員の6人が参加しました。能登半島地震や奥能登豪雨災害からの復旧・復興を支えるために企画されたこの交流会、フィールドワークには、全国から45 生協・団体 185 人が集まり、これまでの支援活動を振り返りながら、被災地の“ 今 ” に触れ、現地が抱える課題に耳を傾けました。震災から1年 8 カ月、豪雨災害から1年が経とうとする今、いまだに復旧が進んでいないエリアもあります。能登半島の被害や現状に関する報道も減り、少しずつ薄れていく記憶。しかし、被災地にはいまだ多くの課題があり、なんとかしようと頑張っている人がいます。「どこよりもきめ細かく寄り添った支援 」をこれからどう続けていくかを考えるとともに、私たち自身の地域での防災・減災についても改めて見つめ直す、きっかけとなる時間となりました。当時の避難所の状況や支援の過程のお話の中で皆さん口を□えて「忘れられることの怖さ」「平時からの人との関り」「備えることの大切さ」をお話されていました。▲被災者であり、来賓として交流会に参加された七尾市出身のピアニスト西村広文さんのnote記事コーポロ 2025年12月号▲黒島海岸にて隆起した場所を見学2日間を通して参加報告被災地支援 交流会レポートつながる力で能登を笑顔にアクション IN いしかわ特 別 企 画特 別 企 画
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