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アメリカ合衆国による24回目の臨界前核実験に抗議します

2010年10月14日

京都生活協同組合は、今回のアメリカ合衆国による24回目の臨界前核実験に対し、アメリカ合衆国大使館宛てに抗議文を送付しました。

【抗議文】
アメリカ合衆国 大使館 気付
バラク・フセイン・オバマ・ジュニア大統領 閣下

京都生活協同組合
理事長:二場 邦彦

アメリカ合衆国による24回目の臨界前核実験に抗議します


 貴国エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)によると、「ラスベガスの北西100キロメートルにある核実験場で9月15日夕に核実験を実施した、実験名は“バッカス”」と報道されました。
 昨年5月、プラハで「核兵器のない世界」を提唱したオバマ大統領が、世界的に高まった核兵器廃絶を求める世論や、今年5月のNPT再検討会議の最終合意を無視し、臨界前核実験を行なったことに、私たちは強い怒りをもって抗議します。
 私たちは、核兵器の悲惨さを体験した唯一の国にある生協として、核兵器をなくすとりくみをすすめています。今年5月のNPT再検討会議には2名の代表を派遣し、全国の生協の仲間や被爆者のみなさんと一緒に、核兵器の廃絶を訴えてきました。核兵器は一刻も早く廃絶すべきであり、核兵器の保有、使用、威嚇、開発、実験等は容認できません。
 オバマ大統領は米国での包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を目指しています。「臨界前核実験がCTBTに抵触しないので、核実験に該当しない」ということは、「核兵器のない世界」とは矛盾するものです。急激に高まっている核兵器廃絶を求める国際世論に誠実に応え、一切の核実験を中止し、核兵器を廃棄することを強く求めます。そして、核兵器を使用した唯一の核保有国として、その先頭に立つことを切に願います。