第10回旭の森保全活動を実施しました
2011年12月31日
京都生活協同組合
■実施日時:12月17日(土曜)午前8時40分から午後1時
■実施場所:亀岡市旭町三俣地区湯谷山
■参加者:京都生協森林ボランティアなど40名
■協力:亀岡旭町三俣山組合、京都府立大学森林サークル「森なかま」
今年度最終の森林保全活動はこの冬一番の冷え込みの朝となりました。森林ボランティアのメンバーは旭町自治会館に集合。京都生協渡辺副理事長の挨拶のあと、みんなでしっかりとストレッチ体操を行いました。その後作業グループごとに分かれ、紅葉がすっかり散って落ち葉いっぱいの山道を季節を感じながら湯谷山の活動場所へ移動。
山の尾根ぞいにはうっすらと雪が積もっていました。
今回、頂上へ上がる新しい道周辺の除伐と、5月に除伐した雑木を薪の長さに切りそろえる作業などを行いました。また、この湯谷山の「ネズミサシ」や「ソヨゴ」の木々に樹名板を取り付けました。
予定ルートにひもを張り(写真左)、ひもに沿って除伐し(中)、道の完成(右)。
樹名板を取り付けるボランティア。
薪作りの作業(左)と見晴台から見たふもとの景色(右)
作業後の記念撮影のころには天気も回復し、ふもとの景色をきれいに見ることができました。
その後ボランティアは松尾神社へ移動して、豚汁や焚き火で作った焼き芋を食べながらの昼食交流会を開催。豚汁と焼き芋は、森林ボランティアスタッフが用意していたものです。焚き火を囲みながらの交流会では、作業グループの代表が活動の感想を発表しました。
見晴台で恒例の記念撮影
焚き火を囲んでの昼食交流会のようす。「豚汁、おいしかった!」
グループごとに今日の感想を出し合いました。
<参加者の感想(抜粋)>
・木の切り方や環境問題について大変勉強させていただいた上に、ナツハゼの実や生き物との出会いなど、山での楽しみも見つけられ満足です。
・作業場に行くまでに山道を歩いているのも、景色を見ながら楽しく歩けました。
・大きな倒木を切りました。中は年輪が見えて、木粉がとてもいいにおいでした。また次も参加したいです。天候もよく、森の癒し効果も実感できて、とてもリフレッシュできました。
・気持ちのいい一日でした。普段のこぎりを持つこともなく過ごしていますが、遠い昔の懐かしい柴刈りを思い出しました。
2012年度の森林保全活動はコーポロ3月号でご案内の予定です。皆様の参加をお待ちしております。
京都生協の環境の取り組みについてはこちら⇒自然と環境を守る