京都生活協同組合は、2012年4月から6月に行われていたアメリカ合衆国による新たな手法(Zマシン)による核実験に対し、アメリカ合衆国大使館宛てに抗議文を送付しました。
【抗議文】アメリカ合衆国 大使館 気付
バラク・フセイン・オバマ・ジュニア大統領 閣下
京都生活協同組合
理事長:二場 邦彦
アメリカ合衆国による核実験の実施に抗議します
貴国が2012年4月から6月の間に行った核実験は、核兵器廃絶を求める世界の世論に逆行し、かつ他国にも核開発の口実を与えるもので、断じて許すことはできません。
私たちは、核兵器の悲惨さを体験した唯一の国にある生協として、核兵器をなくすとりくみをすすめ、全国の生協の仲間や被爆者のみなさんと一緒に、核兵器の廃絶を訴えてきました。核兵器は一刻も早く廃絶すべきであり、核兵器の保有、使用、威嚇、開発、実験等は容認できません。
貴国がただちにこのような核実験を中止し、2010年のNPT再検討会議で確認された核兵器廃棄の明確な約束を果たし、核兵器廃絶に向けた具体的な施策を早急に実施することを強く求めます。また、核兵器を使用した唯一の核保有国として、その先頭に立つことを切に願います。以上