京都生活協同組合
11月27日(木曜)28日(金曜)の2日間、地産地消ふくしまネットが主催する福島支援交流会「福島の食と農・くらしの再生に向けて」に、組合員10名が参加しました。
地産地消ふくしまネットが取り組んでいる農畜産物の安全・安心確保の対策や、福島の農業、漁業、森林業など各分野の再生に向けたさまざまな活動についてお話をうかがいました。
※地産地消ふくしまネットには福島県生協連も構成団体として加盟しています。

福島医療生協のとりくみや、各地の生協が協同組合間協同でとりくむ支援報告交流も行なわれました。
2日目は農地視察コースと生協支援コースに分かれ、土壌スクリーニング検査に取り組まれている果樹園の農地視察、農産物の放射能検査を行なっているJA新ふくしまのモニタリングセンター、お米の全量検査を見学しました。

土壌スクリーニング検査についての方法や検査内容につて説明を受けました(左)
りんご農家、野崎果樹園の野崎さんに震災からこれまでのとりくみについてお話をうかがいました(右)

野崎さんと交流ツアー参加の各生協の皆さんと共に果樹園で記念撮影

福島市米全袋検査場で検査の流れについて説明を受けました(左)
お米の検査行程を見学(右)

農産物のモニタリング検査室(左)、食品放射能スクリーニング機(右)

全国からの募金で購入した立式ホールボディカウンターで内部被ばく検査を体験しました(左)、検査内容について説明を受ける様子(右)
<参加者の感想>
・今回参加して、福島の生産者・生協などがこんなにさまざまな努力・実践をされていることを知り、感動しました。福島の皆さんに敬意を表したいと思います。
・これほど検査体制が万全で安全な農産物であるという事実に目を向けることなく、ただ風評に惑わされ「福島産」を避けてきたことを反省し、正しい情報を得ること、正しく伝えていくことの重要性を実感しました。
・今回の復興支援交流ツアーで知り得た知識や仲間とのつながりをこれからずっと大切にしながら、自分にできることをしっかり考えていきたいと思います。
福島支援交流会ツアーについて詳しくは、機関紙「コーポロ」3月号で紹介する予定です。
これからも京都生協は、被災地の復興に向けて息の長い支援を続けます。