京都市左京区葵小学校で京都洛北生活協同組合創立総会を開催

1964年
京都市左京区葵小学校で京都洛北生活協同組合創立総会を開催

経済成長著しい1960年代、物価の高騰が続き、人々の生活環境は大きく変わらざるを得ない状況に置かれていました。大規模開発による自然破壊や環境問題、直接体の中に入る食品もどんどん工業製品化され、有害なものや不良品が多く出回るようになりました。
そんな社会の中、「自分の生活は自分で守りたい」という人々の気持ちが、京都で生活協同組合を設立しようという動きとなりました。
1963年に主婦を中心とした懇談会が行われ、1964年3月には洛北生協発起人会が発足。1964年11月27日に京都生協の前身となる京都洛北生活協同組合の創立総会が、京都市左京区下鴨の葵小学校で開催されました。この時、組合員は1,032名、準備金(出資金)は24万9,600円(拠出者679人)でした。

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