京都市北区鷹峯に衣笠支部を開設

1966年
京都市北区鷹峯に衣笠支部を開設

同志社大学生活協同組合の特販部から独立し、法人格を取得して1年。事業目標もほぼ達成し、消費者の生活を守る“とりで”としての生協が、地域に深く浸透しつつありました。
一方、創立当初から目指してきた組合員の運営参加には、弱点が現れてきました。
20世帯で1つの家庭班をつくり運営委員を1人選出、6人の運営委員で月1回の運営委員会を開こう、運営委員会は「経営の実態を本当に知り、(中略)創意ある知恵・知識を出し合う組織」にしよう、と計画していました。
家庭班づくりのために地域別懇談会を開き、全体で29回、合計314人の参加を得ましたが、班の確立=定着までは実現できませんでした。そこで1966年、「今年こそは家庭班組織をつくって定期集会を持ち、日常生活についてのすべてのことがらを話し合いましょう」と呼びかけられました。
このような事業と組合員活動の経過にあって、組合員と結びついた業務活動・経営強化の一環として、洛北支部に続き衣笠支部が開設されました。

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