城陽市寺田小学校で洛南生活協同組合創立総会が開催される

1972年
城陽市寺田小学校で洛南生活協同組合創立総会が開催される

1970年、城陽市の団地で、2つの自治会をはじめとする4団体から8人の代表が選ばれ、“生協設立準備会”が誕生しました。京都府南部地域に住む人々が日常の買い物の不便を解消したいと思ったのが、直接のきっかけでした。経済成長の中ですすむ環境悪化から生活を守りたいという思いもありました。
準備会は青空市やコープ商品の開発などに取り組み、1971年10月からは灯油の共同購入を始めました。共同購入は城陽団地・宮ノ谷団地へと広がり、72年9月からは牛乳も取り扱うようになりました。
同年11月、洛南生活協同組合の創立総会が開かれたとき、組合員は1,007名、共同購入班は37、牛乳の供給は1日514本でした。活動区域は、宇治市・城陽市・京都市伏見区・久世郡・綴喜郡・相楽郡と決まりました。

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