共同購入システムにコンピュータ(OCR)導入(第2次共同購入改革スタート)

1981年
共同購入システムにコンピュータ(OCR)導入
(第2次共同購入改革スタート)

1970年代の後半、共同購入は停滞し、改革を迫られていました。
79年5月に組合員を含めて発足した支部システム改革委員会は、6カ月の調査・検討をへてマスタープランを策定しました。その時に決められた具体策の一つが、注文書に書かれた内容を機械で読み取る、OCR(optical character reader=光学式文字読み取り装置)の導入でした。
OCRの導入で目指したのは、(1)組合員の当番作業の軽減、(2)取り扱い品目の拡大、(3)職員の作業軽減でした。
稼働した1981年10月以降、煩雑な各種集計作業は手作業からコンピュータ処理に変わりました。また、注文書が回覧から個人別になり、商品配達が迅速化され、組合員の負担も大幅に改善されました。
実施に際しては、共同作業の減少によって班のまとまりが失われないか、組合員と職員との関係が希薄にならないかなど、1年間にわたって議論が重ねられました。

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