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連続講座第4回目!—エコクッキングと循環型農業の学習—

2008年12月 8日

秋の環境連続講座 第4回目の報告
■開催日 11月26日(水曜)
■会場 京エコロジーセンター

 第4回目の講座は京エコロジーセンターの調理室をお借りして、「エコクッキング」、そして鳥取県畜産農協が挑戦している循環型農業について学びました。

 エコクッキングでは、京エコロジーセンターのエコサポーターをつとめる、畑中さんと深川さんを講師に、旬の食材を使った「牛肉とキノコのパプリカソース」「大根の吹雪サラダ」「浮き玉コンソメスープ」「リンゴのコンポート」を作りました。
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 フードマイレージについても学びました。生産している人と消費している人の顔の見える関係がとても大切です。そして何より食べることは人を元気にしてくれるとても大事な事だという再認識ができました。昼食はとてもおいしく、みなさん完食でした。
 循環型農業についてお話をうかがった鳥取県畜産農協は、「コープ鳥取牛」を生産していただいているところです。京都生協とは30年のおつきあいです。
 牛の飼料のほとんどを輸入に頼っているところが多いなか、休耕田を利用して「飼料稲」を生産。それを粗飼料にし牛に食べさせ、その堆肥を田んぼや畑に入れ、また「飼料稲」を生産されています。
 さまざまな改善を積み重ね、やっと軌道に乗り始め需要も増えてきたそうです。私たち消費する側は、生産の様子を知る努力と、その商品を買い支えることができます。生協のお店や無店舗事業のカタログで「鳥取牛」をご覧になった時は、ぜひご利用ください。
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<参加者の感想(一部)>
 フードマイレージからエコクッキングまでいろいろとお話が聞けてよかったです。材料は無駄にしないで皮まで使うエコクッキングはレシピを見ながら分担作業し、おいしくできました。昼食はボリュームたっぷりのランチでした。柚子の香りがさわやかなドレッシング、ソース等は家に帰って作ってみようと思います。
 鳥取畜産の取り組みが全国に広まり、BSEの心配のない安全な牛肉の生産ができれば、消費者は安心して利用できるし、自給率のアップにもつながるのでは?なるべく鳥取牛を利用するように心がけていきたいと思います。