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整理収納を学んで、自分の暮らしを見直そう!

2015年7月20日

京北エリア会
■開催日時:7月2日(木曜)午前10時から12時
■開催場所:京都市右京区社会福祉協議会 京北事務所
 今年の京北エリア会年間テーマは「豊かで安全な暮らし 心地よい未来へ in京北」です。京北の自然をいかして、きれいで楽しい暮らしをするため、以前から気になっていた「整理収納」の学習会を、コープクラブさんもお誘いして、16名の参加で開催しました。
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 講師は、整理収納アドバイザー1級をお持ちの谷口佳名子さんです。最初に「どんな暮らしが理想なのか?」を、それぞれイメージしてみました。そして、理想と現実のギャップの大きな原因は、モノの量が多いことにあると気づきました。油断していると、モノはどんどん増えていくそうです。自分にとって「ちょうどいい量」を知り、「モノの居場所」を作ってあげることが大切だと学びました。整理収納を実践することで、時間的・経済的・精神的な効果が期待できます。我が家にとって暮らしやすい“モノの適正量”を、自分で決めることが大事だというお話でした。
150720_keihoku02.jpg 1年に一度、使うか使わないかを考えてみると、実際の使用頻度が見えてきます。例えば、1日1回、2~3日に1回、1週間に1回、ここまでの頻度で使用する食器が整理されていると、暮らしやすくなるそうです。また、必要な服リストを作って、枚数を増やさないように意識すると、処分する時のことを考えたり、事前に品質やデザインを調べたりと、買い物に対して慎重になれるとのことでした。
 整理収納は4R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の考え方や実践にもつながります。地球の中でどういう暮らし方をしていくのか?それぞれの暮らしを見直す、いいきっかけになりました。 
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<参加者の感想より> 
・物を増やさないようにして、本当に必要な物だけを意識して買うようにしようと思いました。
・理想の暮らしをイメージすることが一番大切なんだとわかりました。
・人が生きていくことの意義を問いながら、自然に生かされた生きものとして、人間のエゴにふりまわされないように生きたいです。
・少しずつ整理してみようと思いました。必要な物、心地よいものに囲まれた生活になればいいなぁ。
・今の日本のいきすぎた消費生活の中で、いかにものを買わず、本当に必要なものを見極めていく力を養っていきます。
・とにかく、物をふやさない(心をもつ)。要・不要、収納スペースがあるかを、とことん考えるようにしたいです。空っぽの家(新居)に3回入ったことがあるので、その時しばらくの心地よさを思いつないで(これも“心”ですね)物のあふれない生活をしたいです。捨てる(自分の前からはずす⇒あげる、リサイクルに出す)ことも、自分の思い・心(思い出、欲、けじめetc.)の決断だと思う、これも心。こちらの方もすすめたいと思います。