
阪急桂駅から徒歩7分のところにある作業所、ワークハウスせいらんさんに組合員さんと一緒に行ってきました。
ワークハウスせいらんさんはこの場所に、2016年8月に嵐山よりお引越しされました。
毎日30名ほどの方が通所し、お仕事をされています。仕事の内容は箱の組み立てや皮製品の裁断・縫製、布製カバンの縫製などさまざま。
利用者さんは自分のペースで好きな仕事、やれる仕事をやっておられました。
施設長の加藤さんから、限られた時間の中でしたがお引越しにまつわるエピソードや、就労移行支援・就労継続支援について、利用者さんのこと、職員さんのことなど、笑いも交えてたくさんのお話を聞かせていただきました。お昼時になるとお弁当をあたためる機械のスイッチを毎日忘れずに入れてくれるという利用者さんが、この日も私たちがお話を聞かせていただいているすぐ脇にある機械のスイッチを入れにこられました。
この利用者さんのおかげで、みんなは毎日あたたかいお弁当が食べられるとのこと。
「人にあてにされたり、必要とされることは嬉しいことなんですよ」という加藤さんの言葉に、少しはにかみながらスイッチを入れにきた利用者さんの姿が心なしか誇らしげにみえました。
参加者の感想
・ていねいな手仕事に感動でした。
・全体的に集中力が高くて驚きでした。
・利用者さんの気持ちを一番大切に考えておられることが良くわかりました。
・職員のみなさんがいきいきとされていて明るく暖かい空気がいっぱい。仕事場であると同時に心が休まる「居場所」になっていることが本当に尊いことと感じました。
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