
エリア会では平和の取り組みとして、戦跡めぐり行うことになりました。南区には戦跡(近代の戦争)があまりないので1945年に空襲のあった東山区馬町周辺を見学することになりました。
「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の奥村英継さんと中野恭子さんのガイドで、当時、救護所となった京都市立東山総合支援学校(旧修道国民学校)にある馬町空襲の碑を訪れたあと、フィールドワークの資料を見ながら渋谷通りを歩きました。
爆撃の被害が大きかったのは、現在の京都女子大学の寮や渋谷通りの西側一帯だったという事でした。また、戦時中に地下府庁移転計画があり、智積院東側に作られた防空壕跡も見学しました。
身近な地域の戦跡を実際に訪れ、説明を受けながら巡ることで、平和について考える時間を持つことができました。
<良かったことや学んだこと>
・実際に現地をめぐり歩くことによって、より戦争というものを実感することができた。まさかあんなところに府庁を移す計画があったなんて知らなかったし、どのぐらいの規模なのかを実際に見れたのも良かった。
・家に帰ってから、机の上に置いてあった資料を見て子どもが興味津々に聞いてきたので、資料をみながら、戦跡めぐりで学んだことを説明した。建物の様子など見てびっくりしていた。意外とちゃんと話を聞いてくれて、今回の取り組みの目的「子どもに伝えられるように戦跡めぐりを通して戦争について学ぶ」を達成できた。
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