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【報告】「京都生協 平和への願いを学ぶ!」企画を開催しました

  • 2022年05月20日
  • とりくみ・活動

「核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」 連続講座企画②

今年は原爆投下から77年となります。
全国の被爆者は15万人を下回り平均年齢は84歳、京都府内の被爆者数も900人を切りました。
核兵器や戦争という世界の脅威の中で、私たちができることの一歩として、京都生協「平和への願い」を学ぶ企画しました。

5月19日「聞いてみよう!話してみよう!企画『京都生協 平和への願いを学ぶ!』」を開催しました。オンラインと会場参加合わせて24人が参加しました。

R_平和への願い集合写真.jpg

最初に短編アニメ「100ばんめのサル」をみんなで鑑賞しました。
この映画は今から36年前に作られたアニメドキュメンタリーで、知恵を幸せのために使うサルと兵器の拡大に使う人間との対比で人間の愚かさと平和への願いを訴えた作品です。

アニメ鑑賞の後は、京都生協の平和についての基本的な考え方である「京都生協 平和への願い」の内容を学びました。
この作成に関わった元地域理事の有地淑羽さんに講師をしてもらいました。
作成当時の状況や、検討するにあたって大切にした考え方などスライドを使って丁寧にお話していただきました。

その後の様々な感想交流ができました。
一部を紹介します。
・人間の安全保障という考えかたを初めて知りました
・ウクライナを応援するという理由で、武器を提供するのは戦争を煽っているようで違和感があります
・今すぐ、とりあえず戦争を止める!ということに全力を尽くしてほしい
・今のウクライナの状況を子どもにどのように伝えたらいいのか悩んでいる
・100ばんめのサルはあなたです、というアニメのメッセージにドキッとしました
・家族で話し合ってみようと思います
・子どもを対象にした学習会を企画してほしい


 〇国際平和年(1986年)記念作品「100ばんめのサル」
100ばんめのさる.png解説:アニメーションと「核」についてのドキュメンタリーフィルムで構成した、こどもにもおとなにも核の怖さがよく分かる作品です。地球上の核兵器は、人類を7回以上も滅亡させるほど大量に存在しています。どうしたら「核」をなくすことができるのか、現在ー未来に向けて地球の平和を考えるためのメッセージです。(DVDより転載)

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