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産直ミニ懇談会

2009年10月26日

乙訓行政区委員会

■開催日時:10月13日(火曜)午前10時~午後12時30分
■開催場所:コープながおかサークル室

「食料自給率ってどう計算するの?」「どうしたら向上できるの?」…という疑問から、日本の農業・酪農の現状や生協の循環型、農・蓄産業の取り組みについて考え合おうと「産直ミニ懇談会」を開催。
当日は大山乳業・鳥取蓄産の生産者8名と組合員33名の参加となりました。
最初にコープながおか石上店長から「自給率の考え方と日本の農家・農業の現状について」、畜産物の自給率は国産の熱量に飼料自給率を乗じて算出される事、農業者1人あたりの平均年収は187万円(2005年)で、高齢化・労働力不足から耕作放棄地が増えている事など報告がありました。
続いて大山乳業から「牛乳生産の現状と今後の展望について」、酪農家の収入はエサの値上がり、消費低迷、資材高騰などで半減している事、乳価が上がって少し楽になったが牛乳が売れにくくなっている、鳥取畜産からは「牛と自給率向上の取り組みについて」、生協とともに百年単位で畜産と農業のあり方を考え取り組んでいる事、耕作放棄地で飼料稲を栽培し飼料自給率を上げているなどの報告がありました。
たっぷり学習した後、試食もたっぷりいただきながら生産者と懇談。どのグループも時間いっぱいまで盛り上がりました。

<参加者の感想(抜粋)>
「国産品を食べても自給率が向上するわけではない事、エサも国産でないと自給率向上につながらない事実を初めて知った」
「牛乳もヨーグルトも生協のものと決めていたがその理由は、“生協だから大丈夫かな”程度でした。
今日、話を聞いて新鮮・安全にきちんとこだわった物であると確認できてとても良かったです。」

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