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さくらこめたまごの学習会

2010年11月22日

南丹京丹波行政区委員会
■開催日時:10月12日(火曜)午前10時~午後1時
■開催場所:美山文化ホール
昨年から始まった「さくらこめたまご」の取り組みについて、「なぜ今、『さくらこめたまご』なのか?」「私たちに出来る事は何か?」「生協が取り組みはじめた背景・・・」など、聞きたいことがたくさんありました。
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講師に産直・地産地消担当の福永晋介さんと中丹ファームの徳尾さんに来ていただき、「さくらこめたまご」が生まれるきっかけとなった 「日本の食と農業の危機的状況」について、食糧を輸入に頼っているのは日本だけ、毎年休耕田が増え耕作放棄地が京都府の面積ほど広がっている現実、肉類・加工食品を中心とした欧米化した食生活の変化に応じて大量の家畜の飼料として年間1600万トンのとうもろこしを輸入していることや、遠くない将来食糧を争奪するようになるなどのお話をお聞きしました。参加者からも「食糧自給率をなぜ上げなくてはならないのかを知らない消費者が多い」などの問いかけもありました。
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これまでは、「生協だからできること」というのが私たち組合員の納得いく形で伝わって来ませんでしたがさくらこめたまごの取り組みはまさに「生協だから出来ること」ではないでしょうか。

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<参加者の感想>
・「さくらこめたまご」について奥深く知ることが出来ました。もっとPRしてほしい。
・さくらこめたまごの学習だけではなく自給率向上、農地保全、地産地消・・の学習ができて良かった。
・農業をされる方の激減を知らされ10年後の日本の食糧事情を思うとなんとかしなければいけないと考えさせられました
・取り組みを成功するよう協力したい。小さな協力ですが取り組みの約に立てるのであればうれしい。
・購入する事で自給率UPにつながればいいなーと感じた
・生協にもこんな熱いおじさんがいるのか~!と発見しました。明るい展望でよかったです。