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南丹おいしい食の応援隊活動報告

2011年8月 8日

亀岡行政区委員会
■開催時期:5月~7月にかけて 
■開催場所:亀岡市馬路町、南丹市など
 消費者応援隊発足以来、5年目を迎える今年、京都丹波(亀岡市・南丹市・京丹波町)の新たな地域からの応援要請もあり、活動地域がぐっと広がりました。
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※写真は亀岡市馬路での大納言小豆の種まきのようす。左「竹竿を使って等間隔に丁寧に種をまきます」、右「小さな子たちもがんばって作業しました」

 今年度は応援隊募集パンフレットがリニューアルされ、隊員それぞれが無理なく参加できるよう、応援したい地域を選択する登録方式になりました。隊員は、登録した地域からの案内を受け、自分のスケジュールに合わせて活動に参加します。
 これからも、信頼される消費者応援隊を目指して、地域に根ざした応援活動を進めていきたいと思います。
■7月10日(日曜)亀岡市馬路
 今年で3年目になる馬路大納言小豆の種まきのお手伝いに、40人を超える大勢の応援隊が集いました。とても暑い日でしたが、小さな子どもたちも含め、気持ちのいい汗をかきました。お昼を挟んで丸一日作業をするはずが、午前中で全て終了しました。昼食後の交流では、参加者一人ひとりが応援隊に参加した思いや、今日の作業の感想を出し合いながら、生産者の皆さんと一緒に和気あいあいと交流を深めました。
 北海道産の倍以上ある大きな俵型の馬路大納言は、亀岡のこの地域にしかできない貴重な小豆です。生産者の皆さんが大切に守り育てておられる気持ちが伝わってくる、楽しくうれしい一日となり、「11月の収穫作業にもぜひ参加したい!」という声も多数聞かれました。
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※写真左「みんな揃って恒例の記念写真」、右「黒豆のおむすびを食べながらの交流会」


 新たな地域での活動報告
■5月15日(日曜)京丹波町三ノ宮
 皆が憩える公園にと、城山公園の復活作業を行いました。長い間放置され、荒れた竹やぶに入り、のこぎりで竹を切る作業は重労働でした。大きくなった竹を整理すると、うっそうとしていた山に太陽の光がさし込んで、見違える程、明るくなりました。また、被災地支援として、炊き出し用のじゃがいもを作って送る取り組みも行われており、応援隊は、植え付け(3月)、収穫、箱詰めのお手伝いもしました。

■6月12日(日曜)南丹市園部町大河内
 丹山酒造(亀岡市)さんと、大河内区農村広場の皆さんと一緒に酒米田植え、防除柵設置、さつまいもの苗植えを行いました。この地域も鳥獣被害が多く、防除柵はあちこちに設置されていました。
 10月には収穫のお手伝い。1月には新酒販売と酒蔵見学の楽しい企画が予定されています。

■6月15日(水曜)、16日(木曜)南丹市日吉町胡麻
 黒豆の種まき、アスパラの植え付けと収穫のお手伝いをしました。アスパラの栽培を始めてまだ数年との事で、土の改良、肥料入れ、草をはやさない対策など、沢山の試行錯誤を経て、ようやく出せるものができたと話しておられました。とても研究熱心な方で、忍耐と努力に感心するばかりでした。そして、うれしい事には、都会からの新規就農者を受け入れており、農家の皆さんが暖かく見守っておられました。今、消費者に人気のあるアスパラやブルーベリー、ブラックベリーの特産化に取り組み、農業をとおして都会の人たちと交流し、地域と農業の活性化を目指しているとのことでした。
 また、黒豆の「イソフラボン」に注目し、「丹波黒いり豆」「黒豆茶」「黒豆きな粉」を独自の方法で商品化し、道の駅にも出されているそうです。7月にはブラックベリーの収穫と、黒豆の土寄せ作業。8月にはブルーベリーの収穫。秋には丹波くり、枝豆、黒豆の収穫。12月には丹波くりの苗木植え付けが予定されています。

    今年の活動地域
1.八木町池上(白小豆)         
2.亀岡市馬路(大納言小豆)       
3.八木町諸畑その1(黒豆)       
4.八木町諸畑その2(とうもろこし)   
5.園部町仁江(里山作り、しいたけ、炭焼き)
6.京丹波町安井塩田谷(黒豆、枝豆) 
7.園部町大河内(酒米、さつまいも)
8.京丹波町三ノ宮(そば、城山公園復活作業)
9.南丹市日吉町胡麻(黒豆、丹波くり、アスパラ、ベリー)

各地区の詳しい活動内容については、京都府ホームページでご覧いただけます。
詳細については、京都府南丹広域振興局地域づくり推進室までお問合わせください。

電話0771-22-0153