丹後を代表する郷土料理ですが、お義母さんもお嫁さんも他地域の出身という家庭も増え、伝わりにくくなっていることを感じていました。参加者の中にも他府県から引っ越してこられた若いお母さんもおられて、「引っ越してきて以来、歓迎会でもお誕生会でも何かにつけてこのおすしが出てきました。自分でトライしてみましたが、やっぱりちょっと違う。ちゃんと教えてもらえてよかったです」と、喜んでもらえました。

　今回は“親子クッキング”として取り組みましたが、「年取って一人暮らしで、なかなかすしも作らなくなった。若い人たちと一緒に料理したい」と80代の組合員さんも特別参加。細かなごぼうのササがき、細い細い錦糸卵と、ベテランの技を垣間見ることもできました。

秋祭りのおすしは　まかせて！