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「生協運動の父 賀川豊彦ってどんな人?」学習会を開催

2012年11月 9日

西ブロック事務局
■開催日時:10月31日(水曜)
■開催場所:コープパリティの2階会議室
■参加人数:37名
 国際協同組合年の西ブロック企画として「生協運動の父 賀川豊彦ってどんな人?」を開催しました。講師に神戸三ノ宮にある「賀川記念館」参事の西義人さんをお招きし、賀川豊彦の生涯とその功績についてお話を伺いました。
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20121031kagawa2.jpg 賀川は自ら神戸の長屋に入り、そこの人たちと一緒に生活しながら貧困のことを考え様々な実践をします。そしてノーベル平和賞やノーベル文学賞の候補にもなり、ガンジー・シュバイツァーと共に20世紀の三大聖人と称されていたことも知りました。現在でも日本国内よりむしろ海外での知名度や評価が高い人物であること、そして様々な社会運動の草分け的な存在であったこと、生活協同組合をはじめとする協同組合の礎を作った人物であることなどを、分かりやすくそして楽しくお話していただきました。今回は賀川豊彦のことを少しでも知ることができ、国際協同組合年にふさわしい講演会になりました。

【参加者のアンケートより】
・今年の3月、38年間勤めた職場を定年退職しました。時間がたっぷりとある第2の人生をどう生きようかと思う日々、生協カタログの中にはさまれていたこの案内が目に止まりました。今まで全く知らなかった賀川豊彦という人の名。キーワードを見ていると、どれも、すごい事です。是非くわしく知ってみたいと思い参加申し込みをしました。改めて、この方の生き方を学び、これからの私の人生に役立てていこうと思いました。
20121031kagawa3.jpg・ユーモアもまじえて「賀川豊彦」の生涯を話してくださって、とても勉強になりました。今の社会保険(健保、失業保険)を提案された等、初めて知ったし、あらゆる貧困の人達を救うしくみを、人の為を思って抜群の行動力で作ってこられたんだということがわかりました。
・賀川豊彦さんの運動が今につながっているのだと思いました。今まで、なぜこの人のことを知らなかったのだろうと思いました。
・このような偉人が、日本の教育の中であまり知られていないことが残念です。どこか、教科書にのっているか、もう一度ふり返ってみたいと思いました。