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伏見戦跡めぐり

2013年1月11日

北行政区委員会
■開催日時:11月20日(火曜)午前11時~12時30分
■開催場所:京阪藤森~聖母学院~京都医療センター
 身近にある負の歴史を学ぼうと、紅葉の中、伏見区深草周辺の戦跡を見学してきました。
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20130116_kita2.jpg 「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の足立恭子さんの案内で、疎水に架かる橋の陸軍の星マークや道端の石柱を見学し、陸軍第十六師団司令部であった聖母女学院本館を訪れました。学院内では職員の方の説明を受け、贅を尽くした師団長室なども見せていただきました。
20130116_kita3.jpg 京都医療センター裏にある「行啓記念」の碑は、「名誉の負傷」をした軍人たちがくやしさをぶつけた物でした。また、新兵たちが見送りに来た家族と別れた場所である藤森神社と『京都歩兵連隊跡』の記念碑、かつて訓練場であった京都教育大学構内なども案内していただき、ただ見ただけではわからないエピソードや思いをも知ることが出来ました。

(参加者の感想)
・十六師団という言葉は知っていましたが、司令部が聖母学院だったことも知らず、今回で広大な面積や人数にも驚きました。(中略)ガイドさんの説明があったことで大変よく分かり、またもう一度、戦跡めぐりをしてみたいと思いました。
・戦跡を見たのは初めてで、京都の戦時中の様子がわかり勉強になりました。聖母学院にも初めていったのですが…。本館の赤レンガの建物がその時代のものだと思えないぐらい立派で驚きました。日本はもちろん、相手国もたくさんの犠牲者が出た悲惨なお話を聞いて、これから2度と戦争が起こらないことを願います。
・今後、二度と戦争を起こさない為の戒めとしてこのような戦跡を保存し、子供達にも伝えていく必要があると思います。
・悲しい戦争の傷跡を見聞きするたび、犠牲になった人の無念な気持ちに胸が痛みます。今、世界のあちこちで色々な悲しいことが起こっています。平和・融和を願うばかりです。