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平和ミュージアム見学

2017年10月24日

南エリア会
■開催日時:8月23日(水曜)午後13時から14時30分
■開催場所:立命館大学 国際平和ミュージアム
 エリア会で「子どもに平和について関心を持ってもらう為にどうすればよいか」を話し合い、親子で「立命館大学 国際平和ミュージアム」の見学に行くことになりました。170823heiwa0.jpg

 まず、「戦争中の子どものくらし」についてボランティアの方から、お話を伺いました。学校や食べ物、服装、遊び、周りの大人たちの様子など手描きの絵を使って、わかりやすくお話して頂き、当時の子どもの様子を身近に感じることができました。平和ミュージアムの見学は、「未就学児」「小学生」「大人」のグループを分かれて、ボランティアの方にそれぞれに合わせた展示の説明をして頂きました。兵士が背負った重い背嚢や被弾してざっくり割れた獅子の像など、子どもがじかに触れることができる物もありました。
 子どもの年齢によっては「平和」を理解することは難しいかもしれませんが、今回の取り組みは、親子で戦争中の生活や戦争の恐ろしさを知り、「平和」について話し合う良いきっかけになりました。「今後も親子で考えられる機会を持ちたい」というのがメンバーの思いです。170823heiwa1.jpg
<子どもの感想>
・(おこりじぞうのDVDを見て)かわいそうやった。(年少)
・京都に原爆を落とそうとしていたのを初めて知った。72年前の小学生の様子がよく分かった。(小3)
・行ってよかった。教科書に墨を塗った事を聞いて驚いた。戦争はいけないと改めて思った。人が灰になった写真を見て怖かった。自分もあのようになりたくない。(小4) 
170823heiwa2.jpg・戦争の時の様子や原爆でどれだけの人が苦しんだのかが分かったので、もうこんな事にはならないでほしいと思った。(小4) 
・国際平和ミュージアムを見学して、私の中にあった戦争中の出来事やイメージが大きく変わった。戦争を体験した人の話や実際の写真、持ち物から戦争が目の前で起きたことのように感じた。遠い昔話として目をそむけてはいけない現実だと思った。(中学生)